石井健介さん(46)は、長女・伶依さん(13)の寝顔を最後に視力を失った。視力を失う原因となったのは、2016年4月に発症した難病「多発性硬化症」である。この病気により石井さんは視界が次第にぼやけ、最終的には完全に視力を喪失した。しかし、石井さんはそれに屈せず、できることを探して新たな生活様式を築いていった。ファンクの音楽を通じて娘と楽しむ時間を取り戻し、ブラインドコミュニケーターとして活動を始めた。また、相互理解を深めるイベントを企画し、娘や息子と協力して社会貢献に努めた。この経験を通じて石井さんは「自分の存在が、娘のためになっている」と実感しており、視力喪失が新たな視点を手に入れる機会となったと語っている。

石井さんの経験は、何かを失っても新たな可能性を見つけ、人生をより豊かにすることができるという教訓を与えてくれます。
彼のように視力を失ったとしても、家族と楽しい時間を共有する方法を見つけたことは、読者にも大きな励ましとなるでしょう。苦難に立ち向かう中で、自分自身に対する価値を再確認し、周囲と深い関わりを築く姿勢は、多くの人に希望を与えます。

目の見えない世界に飛び込むことは恐怖以外の何者でもありませんでしたが、石井さんは新たな方法で人生を楽しむ術を見つけました。難病の診断は不安と悲しみを伴うものですが、できることを見つけ、それを楽しむことこそが、人生における本当の幸福と気づかせてくれます。自分の持つものを駆使し、周囲とともに楽しみ喜びを分かち合うことで、新しい章を共に歩めるのです。
ネットからのコメント
1、子どもの動画は暇さえあれば見てしまうし、昔の動画もこんなことあったなぁまだ赤ちゃんだなぁと思いながら何度も見ている。「これまで」を振り返ること、「これから」を見守ること、どちらも叶わない辛さを同じく幼子を育てる身として想像できて涙が出ました…。
医療の進歩で少しでも状況が好転することを願います。
2、昨年、Natureの論文で盲目の人に対し、網膜インプラントというチップを植え込み神経を刺激し、特殊なカメラを使うと本が読めるようになったという記事を目にしました。多発性硬化症は神経自体がダメになってしまうので、論文のような対応では難しかもしれませんが、脳の視覚野に直接チップや刺激を与え、外付けカメラで盲目が良くなるといった技術が開発されるのも、そう遠くない未来だと思います。普段当たり前に視ている、嗅いでいる、味がする、手足が動く・感覚がわかるといった事も、失うとどれだけ大事なものであったか痛感させられる。
3、知人にも視力を失くした方が居ますが、生まれつきではなく後発的に視力を失う事は案外身近に感じ、当時は同情と共に恐怖も感じました。ご本人の辛さは想像を超えますが、視力を失った夫を支える妻の強さは素晴らしいと感じました。それまで暮らしたおふたりの絆が強かったから言えた言葉かなと思います。
4、涙出ました。我が子の顔を思い浮かべました。
何が欠けようと、初めから揃っていて、それを失うと絶望すると思います。生まれつきならば、存在する事の方が想像できないから、辛さは少ないのかなと思います。 総合病院に行くと、こんなに色んな病気で苦しんでいる人がいるのかと思うほど、受診待ちで一杯ですよね。鍼お灸治療に行くと、自身もそうですが、痛みで辛い人の多い事。その痛みをとってくれる先生は神様にも見えます。 隣の首に痛みを抱える患者さんが鍼の先生に、この痛みどうにかならないか?と聞くと、上さえ見ていればどうにかなる、と言いました。前さえ向いていれば人生何とかなる。患者にしてみたらそれだけではどうにもならないですが、でもそれさえなくなったらもう下を見るしかない。這い上がる事はなくなる。この記事のお方は素晴らしく強いです。素敵なお父様ですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4560f8d4a344f57d53f2e742c8c7f8446b353627,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]