感謝祭明けの12月6日までの1週間、米国でインフルエンザの感染が急増し、3.2%の受診率となりました。主原因は変異株「サブクレードK」で、この株はアジア、オーストラリア、欧州でも早期流行を引き起こしています。米疾病対策センター(CDC)によれば、この数値は流行の閾値を超え、公衆衛生区14地域で特に北東部が影響を受けています。
ニューヨーク市などで活動レベルが非常に高く、今シーズン初の子どもの死亡例も報告されました。CDCはワクチン接種を呼び掛け、ニューヨーク州は高齢者の重症化が増加すると警戒を促しています。

この事態に対しては冷静かつ計画的な対応が不可欠です。感染の拡大は単なる自然現象ではなく、より広い視野での制度的欠陥を浮き彫りにしています。まず、各国の公衆衛生体制は、変異株の早期発見と迅速な対応が求められています。特に、流行を抑えるためのワクチン供給と接種体制を一刻も早く強化する必要があります。感染拡大に対する社会的意識の向上も必要で、人々が自己防衛策を講じやすい環境を整備することが急務です。これには、教育や情報提供、リモートワークの促進などが含まれます。さらに、医療機関の負担を軽減するために、テレメディスンのような代替手段の普及も進めるべきです。
インフルエンザの流行は、社会全体の対応力を試される重大な試練です。私たちが取るべき行動はシステムを強化し、明るい未来に向けた一歩を確かなものにすることです。
ネットからのコメント
1、アメリカの1億人以上がかかりつけのプライマリ・ケア医(日本で言うかかりつけ医)を持たず、その数は年々増加。新規患者はプライマリケア医の診察を受けるまでに平均23.5日待ち、都市部ではさらに長くなる傾向がある。既存患者もかなりの待ち時間に直面しているが、新規患者に比べると待ち時間は概ね短くなっている。主要都市圏における医師の診察予約の平均待ち時間は31日にまで延び、2022年から19%、2004年からほぼ50%増加。専門医の診察を受けるには、プライマリケアの予約で待たされ、そこで紹介状をもらった後からもまた長い待ち時間が待っている・・・高額な医療費に加え、容易にアクセス出来ないような医療体制・・日本の医療体制は優れています。アメリカのようにならないで欲しいですね・・・
2、昨日の山手線の中で見た光景。耳をほじくっては舐め頭皮をかいては爪をかじりその指でスマホを触る立ち位置的に満遍なくみられる状況だったんだけど、何を見せられているんだろうと同時にこんな衛生観念が日本国内外でおきてるなら、そら感染するよなあと思った。
3、まさに今、小学校でアウトブレイクしてます。今月に入ることから、学級閉鎖、学年閉鎖続出。予防接種を受けている子が多い地域なので、近年、ここまでの流行はなかったのに、やはり変異株でワクチン予想が外れたことが大きな原因なのかと思います。日本は、高熱が出ると、すぐにインフルエンザやコロナの検査をして、イナビルなどの抗ウイルス薬を処方してもらえるので、2日くらいで解熱する感じです。アメリカは移民が多く、低所得層の人は病院に行くのが難しいので、感染が拡大するのかもしれませんね。
4、高齢者や幼児などは感染で悪化も心配になるが、基本的な症状は今までのインフルと大差無いみたいなのであまり騒がなくてもいいのかと。ただ新型株なので免疫持ってない人が多数で感染力が強まっているんでしょうね。一巡してある程度免疫獲得すれば一旦は落ち着いてくるでしょう。かなりの感染拡大だけど落ち着いて対処していけばいいんではないでしょうか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f9e7d2b00bc2888ebcc0c0ae1c185e625b93185b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]