事件概要:2023年7月12日、北海道南部の福島町で、52歳の新聞配達員男性がヒグマに襲われ死亡しました。この悲劇的な事故を受け、北海道庁や福島町役場には200件を超える意見や苦情が寄せられました。意見は真っ二つに分かれ、クマを殺すことに反対する「かわいそう」との声と、より早く駆除を行うべきだという「安全確保を求める」声が交錯しました。
特に、北海道外からの批判的な意見が多く寄せられ、自治体には大きな負担がかかりました。地域住民は安全の確保を強く望んでおり、人と野生動物の共生に関する議論が深まっています。
コメント:この問題の本質は、ヒグマという野生動物の安全と人々の生活の安全が根本的に対立している点にあります。確かに、動物の命を奪うことには抵抗を感じる人々が多いのも理解できます。しかし、これが単なる「かわいそう」という感情だけで片付けられる問題ではないことを認識しなければなりません。野生動物と人間が共生するためには、適切な予防措置と共生のルールを明確に設定する必要があります。具体的には、早期のヒグマ監視体制強化、地域住民への教育と情報提供、そして、野生動物との接触を避けるための施策を実施することが急務です。動物の命と人間の命、双方の尊厳を守るためには、感情的な反応を避け、冷静な議論と適切な対策を講じるべきです。
ネットからのコメント
1、本州メインのツキノワグマと北海道メインのヒグマでは同じ熊とは思えないくらいレベルが違うツキノワグマなら人里に出て捕まえても山奥へ返すこともよくあるがヒグマはそうもいかない熊だけではないけど、理不尽なクレームなんぞ受けなくていいと思う
2、山に入って駆除しまくってる訳では無く 街に降りて 危険な熊を駆除するのが何が悪い。 苦情の電話も殆どが道外からと言ってるし そこに住んでないなら 口出し無用だと思う。住んでる人達は不安な危険な中で生活している そんな気持ちも分からずクレーム電話する人は 人の感情が分からない。保護しろと言うなら 電話を掛けて来る人達にお金を出して貰って 施設を作るなりすればいい。人の命が掛かってる 熊の命も大切だろうが 街に降りて来た熊は駆除しなきゃダメだよ。
3、駆除か保護かという二者択一ではなく、適切な生物管理が必要だ。ヒグマの生態系を保護し、人に危険が生じれば駆除するということ。ヒグマの数が増えすぎているのかどうか。日本では、野生生物の管理ができていない。シカが増えても、シカの適正数の管理ができていない。シカが増えすぎて、山に食べ物がないために、田畑を荒らしている。イノシシなども同じ。サルによる農業被害も大きいが、サルの適正数の管理もできていない。サルも食料不足なのだろう。サルは野放し状態なので、被害が大きい。
4、これは熊の問題じゃないと思う。クマが人の所に出て来る一番の原因は、警察が詐欺みたいな猟銃の取り締まりをして、ハンターがいなくなった事だと思います。猟銃を持つハンターは山に入り、クマを追い払い人と熊の住み分けをしていました。だけど、銃刀法違反や火薬類取締法違反のお手柄欲しさにハンターを警察が絶滅状態にしたから、人よりもクマの方が強くなり人の所に出てくるのだと思います。街中に出てきたクマに関しては、これは全部警察が素手で対応すべきだと思います。それだけの責任は警察にあります。感情論ばかりで、物事の本質を報道しないマスコミも、必要な仕事をしない自治体もただクレーマーを育てているだけだと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/93ca024f35793ed353408c83e98da7ed4d435b26,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]