小泉進次郎防衛相は12日、ヘグセス米国防長官と電話で会談し、中国軍機による自衛隊機へのレーダー照射をめぐる問題を議論しました。この出来事は、日米の防衛担当閣僚による初めての協議の契機となりました。会談は約40分間行われ、両国は中国とロシアの軍用機が日本周辺で共同飛行を行うなど、中国の動向について深刻な懸念を表明しました。
また、日米同盟の抑止力強化と、アジア太平洋地域における侵略の抑止に対する決意を再確認しました。協議の中で日本の防衛費増額についても話し合われ、新年に米国での対面会談を調整することにしました。

今回の事件は、地域の安全保障を揺るがす新たな脅威を浮き彫りにしました。中国軍機によるレーダー照射は、直接対立を誘発しかねない危険な行動です。こうした行動は、国際法や地域の平和を軽視するものであり、直ちに是正されるべきです。まず、日本とその同盟国は、早急に国際社会と連携して中国に対する圧力を強化することが必要です。また、防衛力の向上と同時に、外交による対話と協力を促進することも重要です。さらに、この地域の他国とも安全保障の協力を強化し、持続可能な地域秩序を作る必要があります。中国による挑発を許容せず、自由で開かれたインド太平洋の実現に向け、現実的で効果的な戦略を直ちに打ち出すべき時です。
ネットからのコメント
1、レーダー照射は、懸念ではなく、経済処置などの毅然とした対抗処置が必要だと思います。もしも論の台湾介入非公式発言とは比較にならないほど重大な問題ですよね。誤解というなら(誤解ははずがないが)、そもそも、不明確な状態でレーダー照射したということなので、大問題です。誤解で戦争突入になる可能性のある危険行為できる指示系統ってことですよね。
2、レーダー照射は“誤解”では済まされない完全な敵対行為です。それでも中国は毎度のように責任を曖昧にし、説明も謝罪もないまま既成事実だけ積み重ねていく。ここまで来ると、平和を乱しているのが誰なのかは明白です。日米が即座に連携したのは当然として、日本はそろそろ「遺憾砲」だけでは通用しない現実を直視すべき時期に来ています。中露の共同飛行が常態化している状況で、防衛力強化に反対する方がむしろ非現実的。相手が力で押してくるなら、こちらも相応の抑止力を持たなければならない。それだけの話です。
3、中国軍機による自衛隊機へのレーダー照射は、偶発的な事故ではなく明確な威嚇行為だと思います。
日米防衛相が迅速に連携を確認したことは評価できますが、再発防止を中国に求めるだけでは不十分。国際社会に向けて毅然とした姿勢を示し、同盟の抑止力を具体的に強化していくことが必要だと感じます。地域の平和と安定を守るために、言葉だけでなく行動が問われています。
4、中国の行動は地域の平和と安定に資するものではないとの認識とはその通りだと思います。沖縄を取り囲むように軍事訓練を行い自衛隊機にレーダー照射とは、地域の平和を積極的に乱そうとしていると見なすことができるでしょう。このような行動は日米の結束と、台湾からの警戒を増すだけだと思います。もはやそのようなことまで気にもせず野心を露わにしてきているのかもしれませんが。日本の南西諸島へのミサイル配備が強化される予定ですが、まだ足りないかもしれませんね。米軍をグアムから沖縄へ戻すことも検討すべきではないか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/aeba24877c0aaaca399c63d467106c943a1e86e2,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]