12月6日、沖縄本島南東の公海上空で、中国海軍空母「遼寧」発艦のJ-15戦闘機が、日本の航空自衛隊F-15戦闘機へのレーダー照射事案を断続的に行いました。中国側は日本の航空機が訓練を妨害し、飛行安全を脅かしたと主張。しかし、日本側はこの行為を「危険」とし、中国に抗議しました。事案は16時32分から35分まで、そして18時37分から19時08分までの間に発生し、外務事務次官は中国大使を呼び抗議を行いました。
被害はなかったものの、日本のSNSでは「証拠提示」や「謝罪」を求める声が相次ぎました。

現在の状況は、日本と中国の間の軍事的緊張が再び浮き彫りになっています。レーダー照射は国際法上も問題のある行為であり、これを正当化する中国側の姿勢には大きな疑問が残ります。このような態度が続く限り、安全保障の観点からも対話が必要です。まず、透明で信頼性のある情報交換の仕組みを確立すべきです。また、国際的監視機関を介して問題を第三者的に精査することも不可欠でしょう。そして、軍事訓練にかかわるルールの明確化が求められます。国家間の信頼は互いの尊重と透明性から形成されるものであり、現状ではその基盤が揺らいでいます。率直な対話がなければ、この地域の安全保障と平和は遠のく一方です。
ネットからのコメント
1、今回の事案を含め、「首を斬ってやる発言」や「日本への渡航自粛」、さらには「サンフランシスコ条約は無効」といった中国による一連の日本への攻撃(口撃)は、統制の取れたものとは言えず、中国側にメリットがあるとも考え難い。
中国と言う国は、日本が融和的な態度を示すと、巧みに侵略を試みる。しかし、日本が強硬な姿勢を取ると、効果的な反撃ができないようだ。このような行動パターンは、日本の対中政策を検討する上で重要な指針となるだろう。
2、こういう事案があったら積極的に世界に向けて発信しよう!今の政権ならばそれができるし、中国の蛮行の事実を知らしめるべき。そうしてどんどん味方を増やしていって中国を孤立させて身動きを取れなくするのも抑止力につながるものと信じる。自衛隊の皆さんに感謝して安全に任務を行える事を願います。
3、中国と韓国ってこういう問題が起きるとしかけてくることと、言い訳になっていない言い訳が全く一緒ですね。だから信頼されない。信用が蓄積されない。結局、仮想敵国として、警戒せざるを得ないでしょう。日本にいれば出鱈目だと分かるけど、中国と領土問題などで利害関係のない国は中国の言い分を信じてしまいかねないので、日本はもっと情報発信をするべきだと思います。こういうのは国連に報告したり、議題として取り上げるシステムとかないのでしょうか。
4、中国に焦りを感じます。日本が今までとは違い毅然とした態度を示し続けるのかよほど不安なのでしょう。高市政権になって、こんなに対応が激変するとは思いませんでした。トップの意志一つで組織が変わる好例だと思います。フォークランド紛争で一歩も引かなかったサッチャー首相は、英国の威信を取り戻し歴史に名を残しました。高市首相もそうなるのを期待します。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/febbf6e5cc4172df5d1e89b72c7b3d9a3e5be081,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]