タレントの辻希美さんが5人目の子供として第5子次女を今月8日に出産しました。兄弟と同様に名前に「空」を入れ「夢空（ゆめあ）」と名付けましたが、この名前に対して一部の人々から批判が出ています。アイドルユニット「仮面女子」のメンバーで車いすユーザーの猪狩ともかさんが、20日にこの批判に関してコメントを発表しました。猪狩さんは自身のX（旧ツイッター）で、「他人の子供の名前を批判するような人にはなりたくない」と批判に対する苦言を呈し、辻さんの出産を祝福しました。

他人の子供の名前に対する批判は、個人の選択を尊重することの重要性を欠いたものと言えるでしょう。個人がどのような理由からその名前を選んだかは、一重に親の気持ちや意図によるものです。しかしながら、それを外部から侵害するような行動は、無神経であり、ともすれば人間関係を損ねる悪評さえ広げかねません。名前はアイデンティティの一部であり、それを尊重することは、その子がどのような人生を歩むかを見守り、サポートする初めの一歩です。子供の誕生は祝福すべきことであり、選ばれた名前に対するポジティブな価値を見出すことで、周囲もその幸福に寄り添えるのです。新たな命への賛辞を送りつつ、私たちもまた多様性を受け入れる度量の広さを培っていく必要があります。祝福と共に、希望に溢れた未来を思い描き、どの子も愛される社会の一翼を担いたいものです。

ネットからのコメント

1、名前は親から子への初めての愛情のこもった素敵なプレゼント。願いを込めてつけた名前を批判するのは辻ちゃん夫婦もだけど何よりお子さんがかわいそう。キラキラネームであろうとなかろうと、周りがとやかく言う必要なんてないよね。もし自分が相手の立場ならどう思うか…。思いやりのある優しい世の中になってほしいな。

2、子供の名前に対してでも中傷でもなく、家族で話し合って決めたと言いつつも、上の子たちが揃ってキラキラネームはやめろと反対し、両親2人だけしか賛成していないと中間発表もしていたので、結局家族での話し合いではなく親のエゴでキラキラネームを押し通したと批判されているだけ。上の子たちはキラキラネームで苦労しているからこそ、生まれてきた妹の事を思って反対していたと思える状況だったので尚更。状況を深く知ろうともせず、〝ネットで何か言われている〟→〝誹謗中傷だ！〟と短絡的な考えをする人間にはなってはいけない。

3、自分の経験を。子どもの名前をつける際、親しいと思っていた友だちに「こういう名前を候補にあげてる」と話したら、次々とケチをつけられた挙げ句「私、こういうの(ケチつけるの)考えるの得意なんだよねー」と笑ってた。

余程その友だちの子の名前に対しても何か言い返してやろうかと思ったけど、それをしてたらどうなったんだろうか。今は「元友だち」です。ただの知人です。有名人相手で自分は匿名の立場とはいえ、物事には限度がある。親が一生懸命考えて決めたことに対して過度の批判は大きなお世話。とはいえ現実に「はっぴいくん」「王子様くん(のちに改名)」が居ることを考えると、加減は難しいのかもしれない。

4、他人の子どもの名前を批判する権利なんて他人にはない。ただ、私は、危険な目等に合わせたくないので、自分の子どもの名前を、公に公表するような親にはならない。