2025年12月13日、元衆議院議員の山尾志桜里氏は、高市早苗首相の台湾有事に関する発言を批判した辻元清美参院議員について、Xで苦言を呈しました。事の発端は11月7日の衆院予算委員会で、立憲民主党の岡田元外務大臣が日本の集団的自衛権行使について質問した際の高市首相の答弁でした。高市首相は台湾有事を念頭に、「戦艦を使った武力行使は存立危機事態になり得る」と述べました。
この答弁に辻元議員は「高市総理の個人的見解であり、官僚が作ったものではない」と批判。山尾氏はこれに対し、「官僚に縛られるべきだというのなら、官僚に質問したら」と反論し、日本の対中議論の制約を憂慮しました。彼女は台湾問題についても、中国に配慮した国会の自主規制を批判し、多様な政策選択の必要性を主張しました。

この件は社会問題として、より批判的な観点から分析する必要があります。高市首相の発言に対する過剰な批判は、議会議論の自由と官僚による制約のあり方を再考させます。まず、国会での自由な議論は民主主義の根幹であり、政治家が自身の見解を述べることは正常なプロセスです。それを官僚の作成した「紙」に縛られるべきだとする考えは、議会の活力を奪う危険性があります。また、高市首相を批判する辻元議員の行動は、中国に対する過度な配慮の表れであり、日本の独立した外交方針を危うくする可能性があります。
この問題を解決するためには、以下の対策が考えられます。一つ目に、議会の討論をより透明で建設的なものにするため、官僚主導の限界を認識すること。二つ目に、日本の外交と安全保障政策において政策の多様性と柔軟性を確保すること。三つ目に、有事や国際問題に関する議論を過度に政治化せず、実効性のある議論に集中することです。
結論として、日本の議会は官僚の筆と政治的配慮に波打たれるべきではなく、真に国益を考慮した自立した議論を進めるべきです。これこそが民主主義の価値観と対立する過度な外圧に対抗するための最良の道です。
ネットからのコメント
1、まさに山尾氏の言われるとおりです。辻元議員は高市発言をアドリブと言いって批判していますが、政治家が自分の言葉で答えるのが当たり前で官僚の作文を読むだけの国会答弁に価値はありません。立民をはじめとする野党の揚げ足取りや法案の審議入りを阻止するやり方が、いつまでも古いです。党や議員のメンツや行き掛かりのために国会を開いているわけではない。もっと日本と日本国民のための議論をやってもらいたい。
2、山尾さんの見解や指摘は素晴らしいですね。立憲民主は、自分たちの都合の良いように国会答弁について批判しているのですね。「自分の言葉で話せ」→話せば「話すな、資料通りに読め」これでは、国会が機能しないのも致し方ない。高市首相が初めは事務的な答弁をしていたが、あまりにもしつこく問い質すから、中国への忖度を度外視した答弁をすれば批判すると言うのは、ダブルスタンダード過ぎます。ただただ批判したいだけなのだと思いますね。
3、何がどうなったのか、山尾さんも高市さんが首相になって覚醒した一人まさに正論だと思います。岡田克也さんの質問の件といい素晴らしいご指摘です。不倫問題をしっかり説明されて出馬し当選すれば国会が更に日本を前に進める論議になり面白い。
4、山尾氏、個人的な問題で政界に復帰できていないが、議員としての資質は非常に優れている。国民がいつになったら許してくれるかは分からないが、今の政界に改めて風を吹かせて欲しいものだ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/488464633782d179917184d6e27d1322f526a7cc,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]