8月16日、北海道共和町のシャクナゲ岳で、登山客が水辺で水を飲む体長約1.5メートルのヒグマを目撃し、警察に110番通報しました。この日は登山中のグループが下山する際に遭遇しましたが、クマが登山客に気づかなかったため、無事に下山することができました。北海道では、数日前にオホーツク地方の羅臼岳でヒグマによる死亡事故が発生しており、警察はシャクナゲ岳付近での警戒を強化し、登山者に対する注意を呼び掛けています。
自然界には常に予期せぬ遭遇がつきものです。今回のヒグマとの遭遇で被害が発生しなかったことは幸運でしたが、背景には不安定な自然環境があることを考えると、更なる対策が必要です。まず、登山道付近での生息情報を踏まえ、登山者向けにリアルタイムでの危険情報を提供するシステムの整備が求められます。また、登山者自身が事前に地域のヒグマ出現情報を確認する癖を持つことも重要です。加えて、ヒグマの生息地域における安全な距離を保つための教育プログラムの強化が必要です。自然との共存を考えるうえで、無策のままでいることは危険であり、積極的な方策の導入が人々の安心を支える鍵となるでしょう。このような目撃が、心地よい登山の時間を脅かさないように、革新的な自然への対応が急務といえます。
ネットからのコメント
1、道内で林業関係に携わるものですが、趣味を制限されるのは嫌かもしれませんが、今の道内の山に入るのは相当の覚悟が必要だと思います。
我々の現場でも当たり前のように熊が出ます。その頻度は今までの確率の比ではないです。熊が人を襲わないというのは、人間の勝手な性善説です。野生の生き物には通じません。
2、なんとついにヒグマ速報が出る事態にまでなりましたか。国政選挙じゃあるまいしそれだけ多頭数が出没しているということですよね。早く法制定して頭数制限なく駆除出来るようにしていただきたい。ニホンオオカミだって駆除した結果ではないでしょうか。人的被害を及ぼす獣は断固たる対応をお願いします。
3、市街地に出るなら防ぎようの無い面もあるけど山の中ですよね。サメがいるって分かってる海には人は入りたがらないのに、熊がいるって分かってる山に入って行くのはなぜでしょうね。登山したり山菜採ったりに命懸けでやってる自覚あるのかな、熊のいる山に入る人。
4、街で熊を目撃したならニュースだけど、登山して熊を目撃しましたはニュースなの?熊の生息地へ人の方が入ったのであり、熊がいただけならニュースにするのは違う気がする。もちろん、熊の方から人に向かって来ましたとか人の後を付いてくるというなら注意喚起すべきだけど、山へ入って熊を見ただけで問題視するなら山へ入るのを禁止するしかないよ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/3a90682c06fb7b6ebac2816bf6b17d79bacaa9c4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]