事件概要:2023年度の文部科学省の調査によると、不登校の小・中学生は計34万6482人に上り、そのうち小学生は13万370人、中学生は21万6112人となっています。さらに、高校生の不登校は6万8770人で、合計で41万人以上が学校に通っていない現状です。しかし、この数値は不登校傾向にある子どもたちのほんの一部であり、実際には学校になじめない子どもたちが数倍に及ぶ可能性が指摘されています。
調査では、登校しても教室に入れず、保健室で過ごす子どもや、授業に出られない子どもも不登校とみなされないため、実態はさらに深刻です。
コメント:この状況は、学校教育制度に対する根本的な見直しが求められます。現行の不登校の定義では、問題が表面化しないケースが多く、実際に登校していても教室に入れない子どもたちの存在が無視されがちです。さらに、発達障害や社会的背景が影響している子どもたちは、十分なサポートを受けられずに苦しんでいます。
まず、学校側の対応を柔軟にし、教室外で過ごすことが許容されるようなシステムの整備が必要です。また、教師の研修を強化し、発達障害を持つ子どもたちに対する理解と支援を深めるべきです。さらに、保護者や専門家との連携を強化し、個別の支援を行うことで、子どもたちが安心して学べる環境を作り上げるべきです。
今後、教育は単に学校の枠組みを守るのではなく、すべての子どもに合った学びを提供する方向に進化しなければなりません。社会全体でその価値を理解し、支え合っていくことが不可欠です。
ネットからのコメント
1、話を聞く人、ただ一緒に過ごす人、よく見てくれてる人、そのままを受け止めてくれる人、唯一の味方。共働きが増え子どもたちにとって、そんな存在が出来にくい世の中で、「逃げてもいい、無理しなくていい」と言われ、逃げた先に保護できる人がいない。子どもが信頼できる大人がいない。親じゃなきゃ出来ないこと、親だから出来ないこと、あると思うから、バランスがとれる社会になって欲しい。
2、優しい虐待無理やり学校行かせるよりって浅い発想なんだろうけど学校で集団行動できずに学力の足りない児童が働けるの?親はいつかいなくなるその時に自活出来ない子供を残す方が将来への虐待だと思う学校とは学力以外に社会生活をするうえで必要なことを学ぶ場でもあるそれを完全に放棄する学校が辛いなら仕事はもっと辛いのだから耐えれるわけがなく忍耐力が養われないから成人後に働けと言われても癇癪を起こすホントに不登校が必要な子供と頑張らせる必要がある子供を見極める必要があると思うでもそれは学校ではなく家庭の責任
3、学校のせいではないけど、学校って大変だと思う。8時20分から15時過ぎまで授業があって自分のレベルに合う合わないに関係なく決められた課題をこなし、合う合わないに関係なくさまざまな子どもとの集団行動や共同作業。委員や係の仕事をこなし、ほっといてほしいのに口うるさいこや仕切り屋の子にやんや言われ、それが週5日。この内容で大人がもし9年間学校に行けと言われたらもっと不登校が増えるとおもうし喧嘩も増えると思う。学校のあり方を見直す時期のようには思う。
4、コロナ以降休みやすくなったのはとてもいいことだと思うけど休んでから復帰するのが難しくなったんだろうなとは思う。親も学校も引きずってでも学校へ行かせるという選択肢がなくなり本当に辛くて行けない子とただ怠けている子の見極めが難しい。そりゃ行かなくていいよって言われたらじゃあ行きたくないって子も増えるよね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/657b2b235a5178043da640a429697ebe93e3ef2d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]