10月12日、鈴木憲和農相は閣議後会見で、物価高対策の一環として「おこめ券」の販売について発表しました。「おこめ券」は全国米穀販売事業共済協同組合(全米販)によって提供されるもので、通常価格500円が23円引きの477円で自治体に販売される方針です。これは、自治体が住民への支援策として活用することを目的としています。物価上昇の影響を軽減する一助として、住民が購入する際の負担を減少させようとする試みです。
農相はこの対策が地域住民の経済的な負担を軽減し、地域経済への貢献を期待しています。
今回の「おこめ券」の値下げについて、問題の本質を考えると、物価高の状況が続く中での一時的な対策に過ぎず、根本的な解決には至っていないことが見て取れます。制度の欠陥に焦点を当てると、長期的な視点での物価対策や農業支援の強化が必要です。具体的な解決策を提案するとすれば、まず第一に、価格調整の透明性を高めて市民が安心できるようにすること。第二に、遣い道が限定されない、より柔軟な食糧支援制度の設計。第三に、生産者への直接支援を強化し、農家から消費者への供給ラインの安定化を図ることです。この一時的な価格調整や政府の対応は、まるで穴の開いた船を一時的に沈みやすくするだけで、根本的な対策が求められるのは明白です。社会全体の長期的な視野を持って、消費者と生産者の両方が抱える問題の本質に迫る必要があります。
ネットからのコメント
1、農水大臣に求められるのはおこめ券を安くすることではなく、米そのものを安くすることだ。米価は市場に任せると言っていたが、倉庫に米は余っているのに店頭では値段が高い米が並ぶだけだ。
需給のバランスから言えばこれは異常な事態だ。つまり農政の失敗だということではないか。おこめ券を安くするなど焼け石に水のような政策ではなく、根本的な対策に取り組むべきではないか。
2、意地でも補正予算で追加される地方交付金をJAの懐に入れてやろうって感じだな。米価高騰で買い控えはあるけど、米離れも相当あると思うよ。ちょっと本質とは違ってくるけど、朝食を米からパンにすると、かなりの朝食の後片付けが楽で時短になるんだよね。そういうのに気づいて、ならパンで良いか。、みたいな人も結構居ると思う。
3、なぜお米券にこだわる必要があるのだろうか、現金給付で主にお米に使ってほしいという気持ちだけでいいのではマイナンバーを活用すると豪語して(騙して)作らせた立派なカードがあるんだから、一度1000円とかを実験的にポイントで配ってみて、総体的な費用だったり国民にとって真に有用かどうか、自治体にとって有用かどうかの実績を取ってみたら良いのに
4、自治体に23円安く販売しても500円券で買えるのは440円である。その差額は自治体はどうする?全米販は大量印刷でコストダウンが出来て、また「お米券」が不人気で米が売れない事に危機感を抱いてる。
皆さん、五㌔3500円位まで値下がりするまで米の購入を控えましょう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f39765b4c3d0d72bea6f7234320e00fe7c276ded,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]