JR東海の丹羽俊介社長は11日の記者会見で、東海道新幹線での荷物専用新幹線の導入に否定的な見解を示した。彼は、東海道新幹線は運行頻度が高く、乗客数も多いため、荷物専用車両の運行は現時点では困難であると述べた。さらに、ホーム設備の改良が必要であり、限られた停車時間で多くの荷物を迅速に積み下ろすには検討が必要であると指摘した。
一方、JR東日本は既存の新幹線車両から座席を撤去し、荷物専用車両を改造し、2026年3月から東北新幹線で定期運行する計画を発表している。

このような運行の計画に対して、JR東海の丹羽俊介社長が実現の難しさを強調している背景には、東海道新幹線の運行頻度と乗客数の多さがある。しかし、物流効率を高めるためのイノベーションが必要不可欠であることは明らかだ。まずは、各企業間の協力を促進し、技術的支援を受けた上で実行可能性を追求すべきだろう。さらに、設備改良や効率的な荷物積み下ろし方法を開発することで、将来的な実現へとつなげることが期待される。最後に、公共交通の一環として運送効率向上の重要性を再評価し、未来への新たな一歩を目指すべきだ。物流がスムーズになれば、乗客の利便性も向上し、双方にとって利益をもたらす機会を創出することができる。
ネットからのコメント
1、東海道は利用客とダイヤの数から現状無理だと思います。人員輸送ですら優等ののぞみとひかりは満席に近く臨時列車を出して欲しいくらいです。最繁忙期はフル稼働でこれ以上ダイヤを増やすのは現状無理だと思います。そこに貨物専用を入れても東京駅のホームで捌けないと思います。(貨物と相性のいい大井車両基地へ行くにも一度東京駅に停車する必要があり、品川から大井車両基地への短絡線があれば可能性は出来ます。)品川~名古屋にリニアが開通しても効果は薄いので品川~大阪まで開通してのぞみ主体のダイヤからシフトしたら次の一手として検討されると思いますが、まず東海道の弱点である盛り土構造からスラブ軌道への改良が必須かと思います。
2、東海道新幹線の今のダイヤ、世界的にみても凄いと思う。そこから貨物専用ってのはそりゃ難しいでしょうね。東京-大阪間までリニアができたら、可能性があるかもだけど。
3、東北新幹線の場合は普段から併結できる車両があるからできる。また東京〜大宮は過密ダイヤだが、北に行くほど、需要が落ちて運行本数も減っていき、余裕ができる。
ちなみに東京側と新青森側で利用客数が一桁も違うらしい。東海道新幹線では流石に区間によって利用客数に差があまりなく、運行本数も利用客数も多い。
4、まず東北新幹線の荷物輸送は駅から駅ではなく車両基地から車両基地に運ぶため駅設備を改良しているわけではありません。車両自体は専用の車両ですが、通常のやまびこ号に専用車両を連結しているのでダイヤ自体は弄ってる訳ではなくまた元々17両まで走れる設備があるのを10両編成で走らせてるから空車を1往復増結しているだけ。当然東海道新幹線は全部の車両が16両だから荷物専用みたいのにすると輸送力を落とすことになります。路線の性格が違うよねという訳だが、リニアが開業すれば変化はあるかもしれません。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7090aab9755595499f1afaef5bb991c92c5a3ea8,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]