東京都は、富士山が大規模噴火した際の影響を再現した動画を初めて作成し、公表しました。国の被害想定によると、富士山の噴火から1〜2時間で火山灰が都内に降り始め、多摩地域や23区の広範囲で2〜10cm以上積もる可能性があります。動画では、鉄道や車による交通が麻痺し、帰宅困難が発生する様子が描かれ、停電や通信障害など都市機能への影響が示されています。

東京都は、多くの人が火山灰の影響を理解し、日頃からの備えとしてマスクや食料の備蓄を推奨しています。

火山活動は自然現象であるものの、その準備と対応には問題の本質と制度の欠陥が見え隠れします。初めて公開された動画が強調するように、首都圏の都市機能が麻痺する状況に備えた対策が不可欠です。しかし、現状では火山灰の影響を受ける地域への具体的な対策が不十分です。まずは、公共交通機関の強化や災害時の臨時交通手段の確保が必要です。また、火山灰による健康への影響を考慮したマスクの無料配布を検討するべきです。さらに、都民への火山噴火時の具体的な行動指針の提供を強化することが求められます。これらの対応が整わない限り、首都圏の安全は脆弱で、迅速に改善しなければなりません。富士山が静かに存在する今日だからこそ、将来に備えた明確な行動と準備が求められています。

ネットからのコメント

1、九州の方々がどのように噴火時に向き合われて生活されているかも放送してほしいです。以前から調べていますが、、まとめてあげてくださると参考になります。家の中に火山灰が入ってこないようにどのような対策をしているか、外出時にはどのような工夫をされているのか、火山灰の掃除の仕方、特にしてはいけない事注意すべき事などです、、。皆様、おそらく共存なさり沢山の知恵をお持ちだと思います。是非、特集してほしいものです。

2、世界最大のメトロポリタンである東京は、先進国日本の主エンジンであり原動力であるが、首都直下地震や富士山噴火による壊滅リスクが常にある訳で。現在の東京一極集中状態で、バックアップも無い東京がやられると日本は終わるでしょう。NHKが大阪局によるバックアップ体制を着々と進めているように、首都直下地震の際には、即座に首都機能を大阪に切り替えるようなリスクヘッジは、日本の喫緊の課題だと思います。

3、普段の穏やかな姿から一変して恐ろしい姿を見せつけられると、地球に住まわせてもらっているんだなと実感できる。

富士山噴火したら風向き的に関東はエグい事になるだろうな関西はへぇ〜って感じで見てそう鹿児島県の人が言ってましたが火山灰が降って、玄関先が覆われた時の話間違っても、水で洗い流そうとしないでください。ドロドロ、ベチャベチャになるだけです火山灰は結晶がトゲトゲなので眼に入ると超痛いです。大体百年に1回は噴火してるし、1番長いスパンでも大体300年前回の宝永の大噴火から300年以上経つしそろそろ噴火しそうではあるこれを機械なしで乗り越えた先人たちはすげーな

4、富士山が噴火した場合、火山灰が降り積もる又は溶岩が噴き出すかにより被害が異なる。火山灰なら関東まで降るだろうし、溶岩なら近隣エリアが大被害となり道路の寸断、新幹線も静岡付近は崩壊となる懸念。火山灰の場合、桜島噴火や御岳山噴火などは火山灰の被害はどれだけあったのか報道して貰いたい。当然、富士山は規模が違うけど参考にはなる。