事件概要
2025年7月末、かつての名門「PL学園」の野球部が、軟式野球部の全国大会予選で「0対22」で5回コールド負けを喫したことが報じられた。この野球部は、春夏合わせて7回の甲子園優勝を誇り、桑田真澄や清原和博ら多くのプロ選手を輩出した。しかし、度重なる暴力事件により2016年に休部し、その後事実上の廃部状態が続いていた。
軟式野球部も部員不足に悩み、川村得主将(3年生)が唯一の硬式部員として活動していたが、部員の引退後は軟式野球部も休部の危機に。川村主将は軟式部に転部し、部員を集め活動を続けたが、敗北後、今後は部員ゼロになる可能性が高いとされ、PL学園自体の存続も危ぶまれている。
コメント
PL学園野球部の消滅は、単なるスポーツの衰退にとどまらず、教育機関としての機能も問われる問題だ。かつて名門校として名を馳せた学校が、暴力問題に揺れ、信者数減少という外的要因にも苦しむ中で、最終的には部員不足という内的問題に直面した。こうした現状は、学校運営における深刻な制度的欠陥を浮き彫りにしている。
学校の存続が危ぶまれる中、再建への道は容易ではない。まずは、教育現場における暴力や不正行為の徹底的な排除が不可欠だ。また、地域社会との連携強化や新たな人材の獲得にも力を入れるべきだ。
加えて、伝統を重んじるだけでなく、時代に即した学校運営を行い、安定した生徒数を確保するための改革が急務である。今後、学校がどのように変革を遂げ、かつての栄光を取り戻せるかが問われる時だ。
ネットからのコメント
1、教団の事情が大きく影響していることは間違いないが、かつてこの野球部では凄惨な暴力が当たり前のように行われてきた。表沙汰になる度に一様の反省は示すが改善はされないという繰り返しだった。ある意味では潔く休部にして廃部までもっていくというのは正しいのかもしれない。一度染まりきった組織の体質なんかそうそう変わらないからね。
2、広陵高校の集団暴力事件も現在ネットで取り沙汰されていますけど、やはりそういう大きな問題を起こしたのなら、いくら強豪といえど廃部は免れないのかとあと大阪の私立高校の一部は生徒数2000名とか普通にいますので、生徒減少と少子化は余り関係ないかとPL教団自体の求心力が下がってきているんでしょう天理や創価高校、他キリスト系の高校みたく、入信してなくても入れる等、もっと門戸を開けば生徒減少は避けられたように思います
3、暴力行為さえ無ければね。野球部OBのプロ野球選手たちが集まって様々なYouTube番組に出て当時を懐かしみ1年生の寮生活だけは2度としたく無いと茶化しながら喋ってます。1年時に散々上級生からイジメや暴力を経験してきて自分たち世代がら3年の最上級生になれば悪しき伝統を新入部員に同じことを繰り返してきた。誰も暴力を辞めようと思わなかったのか残念でならないですがプロ野球を引退していい大人になっても自分たちがして来たことを反省もせず笑っていられる人間性に疑問が湧いて来ます。やられたことを世代が変わってやり返す地獄のループが延々とでは廃部になって当然か。
4、自分も高校生の時は寮にいましたが、めちゃくちゃ上下関係が厳しかった。どの先輩と同室になるかで学校生活が大きく左右された。自分の同室の先輩方は凄くかわいがってくれたので1年を乗り切ることが出来た。先輩が卒業する時も感謝しかなかったです。下級生をいじめても何の得もない。下級生をいじめるなど最低です。実態を言えず泣き寝入りして寮を退寮する者もいた。同室でありながら酷いことをする上級生も多く存在した。
友達に酷いことをした上級生たちの名前は今でも覚えています。仕事で会うこともありますが今でも腹が立ちます。問題になっている全寮制の野球部も昔と変わらないことをしているのだと思いました。古いしきたりが残っているんでしょうね。他の学校へ知らしめる為にも警察、所轄する広島県、文部科学省は徹底的に調べて欲しい。該当校の保護者も事実を知っていたかわかりませんが他人の子供よりも自分の子供が1番可愛いんですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1e77ff5e6dde3848aa4ec2e451fdda100d6ab963,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]