高市早苗首相は、12月1日に毎年恒例の新語・流行語大賞で「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」が受賞し、満面の笑みを浮かべる中、約21兆円の「総合経済対策」を発表しました。この大型財政出動は高市首相のトップダウンで決定され、財務官僚をシャットアウトした形で設計されています。歳出の中で「物価高への対応」が約9兆円を占め、その具体案として地方自治体がそれぞれの実情に応じて支援を行える「重点支援地方交付金」の追加、電気・ガス料金の補助、子育て応援手当などが含まれています。

高市首相による補正予算案の決定は、大胆な財政支出と強引な官僚排除の手法で批判を醸しています。政治的権力を経済対策に動員するそのスタイルは、庶民の生活改善を掲げる一方で制度的な問題を露呈しています。財務省の予算案提示に抗し、予算規模を隠れ蓑にしたその行動には、持続可能性を欠く財政運営への懸念がつきまといます。政治的な意図と思われる決定の背後にある、透明性の欠如が問題の本質です。まずは公正な財政管理を確保するため、政策決定のプロセスを公開し、政策策定に広範な専門家の意見を取り込む必要があります。さらに、財政支出の帰結を評価する常設委員会を設立し、政治的志向ではなく、国民の利益を最優先する政策を推進することを求められます。政府の力が真に庶民のために使われるべきという原則を再確認し、高市首相の手法がその反例となることに異議を唱え続ける必要があるでしょう。
ネットからのコメント
1、実際に財務官僚は国家運営にふさわしいとは思えない経済理論を背景にしている。国家運営を単なる出納と考え違いしている節があり、国家国民の財政には別の理論が必要だとの認識が薄いような気がする。経済とはモノの流れだという事を再認識したうえで、必要な税制を考慮していただきたい。
2、昨日の衆議院予算委員会で立憲民主党の議員が食料品の消費税0,レジ問題等ですぐさま0に出来ない期間を補助金支給で家計を助けるという案はどうか?と高市総理に問いかけてました。一番聞きたかったことです。高市総理は食料品消費税0は排除しないしつつ、今般の物価高にはガソリン、電気代の補助と地方交付金で賄うと答弁されておられました。排除しないという、消費税0問題、水面下でもいいです。いち早く対応してほしいです。
3、何も高市総理が財務省を敵視してるわけじゃないだろそもそも総理が積極財政を訴えてるのになぜに前年度より少ない予算が出てくるのか?明らかに財務省の中に反乱分子がいるからに過ぎないのでは?それは突っ返されて同然!この30年、国民をここまで疲弊させたその原因は財務省の緊縮財政論国の黒字は市場からお金を吸い上げることによって達成されているからに他ならない国の赤字は国民にとって黒字バランスを考えて財政を運営してもらいたい
4、これだけの予算があるなら減税しろというコメントが結構あるけど、予算がそもそも余っていると思う時点でおかしい。いかに一般会計を理解していない・知る気がないのかと丸出し。この記事から仮に減税へと議論をつなげるなら、財務大臣に財務・金融・租税・補助金の横断的権限を持たせたのだから、無駄削減・効率化によって歳出を圧縮し、その分を減税につなげるべきだと主張すべきだろうよ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e322cea89fed0ec539f411cd1556552da89a5797,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]