8月23日、札幌市白石区の宿泊施設で、後志地方に住む30代男性が出会い系サイトで知り合った女から「性行為しよう」と誘われました。同行した男に盗撮を持ちかけられ、男性は脱衣場にスマートフォンを設置。しかし、女がこれを持ち出し、盗撮を理由に脅迫、示談金として現金100万円を要求され支払いました。被害を受けた男性が警察に通報し、捜査の結果、無職の女（23）、会社員の男（26）、無職の男（23）が恐喝容疑で逮捕。

さらに、この3人は9月9日にも同様の手口で別の男性から約32万円を脅し取った疑いがあり、警察は"トクリュウ"と呼ばれる匿名・流動型の犯罪グループとの関係を調査しています。

この事件は出会い系サイトを利用した悪質な恐喝犯罪であり、背後に潜む深刻な問題を浮き彫りにしています。制度の欠陥が悪用され、多くの人々が危険にさらされている現状は看過できません。この恐喝スキームは、匿名性を利用した犯罪集団によって運営されている可能性があり、より強力な法整備が求められると同時に、個人のネットリテラシーの向上も急務です。まず、出会い系サイトの登録や利用に際しての審査基準を強化し、ユーザーの身元確認を徹底する必要があります。次に、違法行為の検知システムを構築し、迅速な対応ができるようにすることです。そして、被害者支援制度を拡充し、被害報告がよりしやすい環境を整えることが求められます。

こうして個別の事件を乗り越え、社会をより安全な場所にする道が開かれるのです。

ネットからのコメント

1、男女が出会い系でそれぞれ単独で一対一で会ったところ、後から相手の彼氏役が現れて、という話ならわかるけど、盗撮したらどう？とそそのかす男ってどの場面からどのように出てくるの？しかもそれに乗って実行する？無職で100万円支払う？よくわからない事件。

2、以前は逮捕された段階で、名前に容疑者ってつけて報道されていたけど。明らかに確定しているとみなされる事件で無い限り、名前が公表されることは無くなりました。報道による抑止力という点では低下している？

3、出会い系で知り合った女のはずなのになぜ26歳男と被害男性の間で盗撮のやり取りの接点があるのか？詐偽の手口となるから記事にできないのかな？

4、すごいこと考えるな。誘惑した相手を加害者に仕立て上げ脅迫？滅茶苦茶すぎる。こんな悪知恵で成功体験すれば、どんどんエスカレートして余罪はまだまだありそう。こういうニュースを見て模倣する犯罪も増えそうだし。そもそも被害者のフリしていた女も、指示役の男に利用され、誘惑した男にも何されるかわからないリスクが一番高い役回りだと思う。

恐喝被害と言ってもそそのかされて盗撮仕掛けた事実は罰せられないの？？出会い系サイトって言葉まだあるんだ…マッチングアプリとかSNSで推し活や趣味や悩みで繋がる他人がどんなこと企んでいるかなんてわからない。そういう出会い方でしか始まらない関係が増えてるみたいだけど、犯罪に巻き込まれるだけじゃなく、人間不信になって将来に響いたり、命にかかわる事件も起こっている事、事件化できず泣き寝入りしている人も大勢いるだろう事を考えた方がいい。