中国の呉江浩駐日大使は、9日に自身のSNSで自民党麻生太郎副総裁に関する中国外交部の報道官コメントを投稿しました。麻生氏は、日本の高市早苗首相の台湾関連発言を支持する姿勢を示しており、中国側はこれに強く反発。報道官は、日本が国際法や国際関係の基本原則を無視し、地域紛争を煽ると批判しました。この発言に対し、日本国内からは「中国も内政干渉をやめるべきだ」との反発が相次いでいます。

高市首相は台湾有事が「存立危機事態」となる可能性に言及、これは中国からの非難の的となっています。麻生氏は「何が悪い」としてこの姿勢を擁護し、「言われるくらいでちょうどいい」とコメントするなど、日本国内で議論が巻き起こっています。

中国側の批判は、政治的な背景と国際関係の緊張を如実に表しています。このような発言が続くことで、東アジア地域の安全と安定が危ぶまれています。まず、日本政府は国際法の原則を尊重し、外交的な言葉選びに慎重を期すべきだ。次に、台湾関連の発言がいかなる形であれ、地域の緊張を高めてはならない。第三に、双方が対話の場を設け、透明性のある議論を行うことが不可欠です。日本の政治家が国際情勢を見誤り続けるのであれば、その政治的責任は重くなります。これからは国際社会との協調を念頭に置き、国内の右翼勢力による危険な発言に対して毅然とした態度を示すべきです。

独立した平和主義を貫くことで、地域の安定と安全が確保される道を模索する必要があります。

ネットからのコメント

1、日本人としてこれだけ駐在先の国に対し敵対的発言を繰り返す国の大使館、及び大使を日本に置いておく必要があるのか甚だ疑問に思う。あの国に対しての憤り以上に、なぜこれをペルソナ・ノン・グラータ認定しないのかが不思議でならない。こういう所だよ、政府自民党を手ばなしで支持出来ないのは。主権国家としての威厳を示して欲しい。

2、駐日大使も本国の目を気にして批判的な姿勢は取りながらも、自分に火の粉がかからないよう報道官の発言を転載する様になりましたね。ところで、台湾からは地震のお見舞い、中国からは相変わらずの批判。一つの中国と言うなら、あくまで個人的なつぶやきですが、台湾主導の方が良いなぁ。

3、大使の仕事って、相手の国を批判することなんですかね？中国にいる日本大使が同じ事をしたら、大変な事になると思うけど…「やられて嫌なことはしない」と日本では小さな頃から教えられますが、中国にはないのかな？と日々のニュースをみていて思います。

それとも、この方だけがこのような思想なのでしょうか。残念ですね。

4、中国の呉大使の投稿にある、麻生氏への批判コメントは完全に的外れです。中国報道官は「日本の右翼勢力」が「情勢を見誤っている」などと批判していますが、本当に情勢を見誤っているのは中国自身です。 火遊びをしているのは中国: 台湾周辺で軍事活動を活発化し、威嚇しているのは中国です。麻生氏や高市氏の発言は、この中国の行動に対する懸念を表明したものです。 「言われるぐらいでちょうどいい」: 麻生氏が言ったように、中国から非難されるということは、日本がやるべきことを言った証拠です。日本が国際法や国際関係の基本原則に基づいて発言している限り、中国の批判を気にする必要はありません。国際社会が警戒すべきは、力で現状変更を試みる中国の行動です。