田久保真紀市長(静岡県伊東市)は、31日に辞職の意向を撤回しました。彼女は自身の広報誌やプロフィールで「東洋大学卒」と紹介していましたが、実際には同大学から除籍されていたことが判明し、学歴詐称の疑いが指摘されています。これを受けて、伊東市議会は地方自治法に基づき調査特別委員会(百条委員会)を設置し、詐称が行われた経緯を調査中です。
市議会の青木敬博副議長は、「なぜこんな人物が政治家をやっているのか」と強い憤りを表明しています。
市長の学歴詐称が発覚し、その辞職意向の撤回に対して強い反発が起こっている状況は、まさに異常事態です。政治家としての信頼は市民に対する責任そのものであり、その基盤が疑わしい時点で、信頼を回復するのは非常に困難です。学歴詐称という行為は、言うまでもなく虚偽の情報に基づいて政治的立場を得ようとする不誠実な行為です。ここで最も重要なのは、徹底的な調査と透明性のある結果を求めることです。
このような事態を受け、制度の欠陥が浮き彫りになっています。まず、学歴や経歴の確認が政治家として立候補する前に必須であり、第二に、市民が自ら信頼できる人物を選出できるような情報開示の制度が強化されるべきです。最後に、政治家の誠実さを確保するための倫理規定や懲罰の強化が不可欠です。
このような信じられない事態が繰り返されないよう、社会全体の信頼を取り戻すためには制度の見直しが急務です。
ネットからのコメント
1、状況判断が出来ず、辞職せずに墓穴を掘りに行くとは呆れました。繰り返される口先だけの弁解と謝罪、成立しない会話、市政に対する苦情を自身への苦情で片付けようとする姿勢。傾聴に値する発言は何一つなく、自身の手駒が司会進行をつとめる私的な会見は、かつてのオウム真理教の会見を彷彿させるものでした。この方の言動は社会規範に反するものであり、社会秩序を乱すものです。伊東市民や百条委員会はもとより、行政機関、司法、マスコミ、世論をもって、この方を伊東市役所から追放すべきです。百条委員会は速やかに出頭拒否にかかる告発、及び不信任決議案を発議するよう願います。
2、こういう人を選んだというのは市民にも責任があると思います。このまま市長として認めるかどうかは伊東市民が決めることですが、東洋大学を出たという虚偽のプロフィールを載せて、その嘘がバレてしまうということとその後の対応も予想出来ないような人に何が出来るのだろうか?嘘のプロフィールでも自分は優秀ではないということを言っているようなものですが、その後の対応も不誠実極まりないですし、先々のことを考えているとも思えません。
優秀ではなく不誠実な人に市長をやらせて良いのかは伊東市民が決めることだと思いますが、側から見ても恥ずかしいことです。
3、市長の会見の質問者もっと突っ込んで聞いて欲しかった!議会ももっと知恵出して!自分たちだけで対応しようとせず、専門家呼んでもっと激しく追求、対応して欲しい地方の良いところでもあるけど、ここまできたら本気になって欲しい
4、まだ市長が自ら辞めることを期待してるのか・・・ぬるすぎる。市長に対する不信任案をすぐに提出すべきだ。当然、市長から議会解散されて失職するのが怖いだろうが仕方ない再選挙してさらにそこで不信任案を出して市長辞職へ追い込もう。こうなったのも追及が甘く後手後手にまわった議長ら議会の甘さも原因なのだから。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ab20c31532a4df062de3ff5db134bddb8fe9b215,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]