静岡県伊東市の田久保真紀市長が学歴詐称疑惑の渦中にあり、その問題解決が進まない現状が指摘されている。市長は百条委員会に出席しているが、辞職する意思がない限り、現行の日本の法律では辞任させる方法はほぼ存在しない。この法律の不備が問題を一層複雑にし、問題の長期化を招いている。政治ジャーナリストの角谷浩一氏は、この事態が市政の停滞や財政の問題を引き起こす可能性を指摘し、法律が性善説に基づいているため、このような問題を予期していないと述べた。
今後、総務省などは法制度の改善を考えざるを得ない状況に直面している。
伊東市の市政をめぐる混乱は、日本の法制度の不備を露呈しています。学歴詐称の疑惑を受けた市長を辞任させる手段が実質的に存在しない現状は、性善説に基づく制度の限界を示しています。市長自身が辞職の意向を示さない以上、現行法では、「不信任決議」も限定的な手段に過ぎず、その採用は市議会解散や市政停滞を招くリスクを伴います。まず、法律の改正が必要です。一つ目に、市長の倫理違反に関する明確な規定を設け、市政の透明性向上を図ることが求められます。二つ目に、百条委員会により強制力を持たせ、市民の信頼回復につなげるべきです。三つ目に、緊急時に市政が継続できるよう、代行制度の整備を進める必要があります。法制度が適切に機能しない限り、市政の健全性が損なわれることになりかねません。
この問題を通じて、法制度に隠された課題を再認識し、より公正な社会の構築に向けた取り組みが急務です。
ネットからのコメント
1、簡単に市長を辞めさせられるようになっても問題なのかもしれないけど、選挙の短い期間で表面的な事しかわからない、選挙での公約などで選んで当選され、後から実は不正をしていたと分かってもすぐに辞めさせられないのはおかしい。不正が明るみになってしまった時は、市民の意見で辞職を出来るようにするのは良いのではないか百条委員会でも商工会議所や市民が辞めて欲しいと署名をしても本人が辞めなければ続けしまう高い給料をもらって仕事をその分やってくれたらまだ良いが、やらなかったとしても辞めさせられないのか?これから市長を選ぶ時は良く調べてからでないと恐ろしい。法律も改正された方が良いと思う
2、1年経たないとリコールもできないというのは、確かに法体系の不備と言わざるを得ないかもしれません。しかし、ここまで自己防衛のために平気でウソをつき、でたらめをでっち上げて周囲の信頼を完全に失い、敵意感情さえ生むような市長が出てくるとは、さすがに想定していなかったのでしょう。
まさにこの人はもう常識の範囲をはるかに超えた化け物としか言いようがありません。これを教訓にして、二度とこのような市民の敵ともいえる妖怪を出さないように、もし出てしまったらすぐにでも引きずりおろせるように法体系を整備することがぜひとも必要です。伊東市民のような不幸な人たちを二度と出さないために、何をおいてもすぐにやるべきと考えます。
3、市長は卒業証書は持っているが、大学は除籍になったと言ってるなら。卒業証書は偽物だ。大卒は市長の要件ではないが、偽物を作ってまで市長に留まるのなら、秩序のタガが緩み、嘘をついてまかり通る情けない社会に落ちていく切っ掛けを作っていることになる。同情して市長を推す人達はそこをしっかり考えてもらいたい。識者が市長をやめさせることができないと言うが、検索で調べてみたら、地方自治法にははっきり市民が市長をやめさせることができると書いてある。次の通りだ。地方自治法第81条第1項「選挙権を有する者は、その総数の3分の1以上の連署をもって、その代表者から、選挙管理委員会に対し、解職の請求をすることができる。
」さあ伊東市市民よ社会の秩序を保つために立ち上がってください。
4、日本の法律は、村社会の性善説をもとに作っているので、今回の件だけでなく全体の見直しと厳正な運用が必要でしょう。特に政治家関連では、自分達が身動き出来なくなるので、法改正に与野党とも消極的です。ここを新興政党に利用されて票を減らしている感すら有ります。どうして日本の政治家は内向きなのでしょうか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e3ebc29bc0a155af030ab75e199f7c93fdf224d2,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]