2026年4月から自転車の歩道通行に対する取り締まりが強化され、新たに青切符制度が導入される。これに関して、約4000件のパブリックコメントのうち、約7割が自転車の歩道通行に関するもので、反則金が日常生活に影響を及ぼすことへの懸念が表れた。しかし、警察は「歩道通行の違反については指導警告で対応し、反則金は悪質な行為に限定される」と発表。
具体的には、スピード違反や警告無視が対象となる。歩道通行可能な標識や安全確保のために歩道を通行する場合は許可されるが、徐行することが求められる。警察の対応は、歩道走行における柔軟な運用と、道路整備の課題を考慮したものであり、安全と快適な移動環境を目指している。
自転車の歩道走行に関する現状を見ると、社会全体での認識にギャップが生じていることがわかります。歩道走行が常態化し、それを事実上黙認してきた結果、法改正を迎えることになりました。新たな青切符制度は、交通事故を防ぎ、歩行者の安全を守るために重要な一歩ですが、無理に厳格に取り締まるだけでは解決しません。まずは、より広範な道路整備と、歩行者・自転車・自動車の役割分担を見直す必要があります。地域ごとのインフラ改善と教育が求められる時代です。
例えば、歩道を自転車専用レーンにする、車道の安全性を高める、さらに警察と市民が協力し合う体制を構築することで、安全な移動環境が実現できるはずです。この問題の本質は単なるルールの順守にとどまらず、各交通手段の調和と共存にあります。
ネットからのコメント
1、歩道といっても様々です。自転車だって、走りづらい歩道は走りません。走れる歩道だから走るのです。そして最近は自転車が走れる歩道はだいたい自転車も走行可になってきています。むしろ自転車が走れるのに自転車走行可になっていない歩道は変更を検討した方が良いです。そして歩道を走る自転車で問題なのは、歩行者優先でない走り方をする人です。危険な走行をしている人がいます。これは自転車走行可でも取り締まらないと事故を起こしてしまいます。歩道だから取り締まるのでなく、危険な走行をするから取り締まるにしてもらいたいものです。
2、現状でも、道路交通法違反かどうか以前に、あまりにも危険な乗り方をしている自転車が多いので、しっかり取り締まって欲しいです。特に危険なのが、ゆるい下り坂になっている広い歩道を、歩行者が大勢歩いているにも関わらず、もの凄い勢いで爆走していく自転車で、歩道を歩いている際に後方からスグ横を接触ギリギリの間隔で突っ切って行く危険走行・・・今この瞬間に横に一歩踏み出していたら足一本は確実にアウトだった、と思う瞬間が過去に多々ありました。
横の道路の交通量が多いと自転車の接近音なんて全く聴こえないのに、歩行者が横方向には絶対に動かない前提で(?)人と人の隙間を猛スピードですり抜ける自転車・・・いつ大事故が起きても不思議じゃないと危惧しつつ、歩行時に過剰に後方確認するクセがつきました(汗)
3、歩道に来るなとは言わないけど、猛スピードで歩道のド真ん中や最内を走り抜けたり、2列3列になって並んで広がって走ったり、ながら運転でフラフラ運転してるようなのは取り締まってほしい。歩道なのに歩行者の安全が全く確保されない現状は、さすがにおかしいです。
4、自転車に乗りますが、トンネルでは歩道を走ります。そもそもトンネル内の道路が自転車の走行を想定しておらず、路肩がなかったり、中央にはみ出し防止のポールが立ってたりします。実際トンネル内で自動車に追突された自転車もいるようです。現実に車道を走れない場所があることを周知すべきです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/8d39f294cd06168f5488f6bbfd3a2a9320fb334a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]