8月に入ってから、阪神の藤川球児監督がシーズン終盤に向けて選手起用を大胆に変更している。19日の中日戦では、近本光司が初めて欠場し、代わって井坪が先発し、彼の初打席での安打がチームに貢献し、1点差での勝利を収めた。藤川監督は選手の疲労に配慮し、クライマックスシリーズ、日本シリーズを見据えての試作として、積極的な休養を取らせる意図を示し、ファンに理解を求めた。

一方で阪神OBたちは主力選手の欠場について観客への敬意を欠くと批判。酷暑による選手の疲労のピークを迎えていることも背景にあり、先を見据えた選手の健康管理が重要視されている。

この件については「批判型」のアプローチが適切と判断しました。

藤川監督の選手休養戦略は合理的に聞こえるかもしれませんが、ファンと選手の期待を損ねるリスクがあります。監督の試みは選手の健康管理を主眼に置き、クライマックスシリーズに向けた対策を講じようとしているが、「積極的休養」という言葉が、リーグ観戦の醍醐味を欠いてしまう可能性があります。この場面で見落とされがちな問題の本質は、プロ野球が単なる結果でなく、観客を楽しませるエンターテインメントであるということです。そこで提案したいのは、まず、プレイの価値を引き上げるために、監督やマネジメント層はファンとのコミュニケーションを密にし、選手起用に対する透明性を確保すること。

次に、選手の健康を保ちながらも、試合の見どころを提供する新しい戦略を設計すること。そして、シーズンの重要性を充分に考慮した上で、合理的な選手管理を行うことです。こうしたアプローチにより、観客の期待と選手の健康管理が共存するプロ野球の未来を築けるはずです。

ネットからのコメント

1、先日デュプランティエの試合はじめて見に行こうとしたらビーズリーだった。近本ユニで行ったらスタメンじゃなかった。でも近本は少し張りがあるようだったし無理に出てほしいという気持ちではなかった。ビーズリーや榮枝も初めて見たし、井坪のプロ初安打も見れたし、これはこれで思い出になったかなと。

2、阪神は人気はあるが他球団に比べてたいして優勝していない。そんな球団のOBの言う事なんて気にする必要なし。これからの阪神の歴史は現役の選手や監督首脳陣が創っていく。藤川監督をはじめとした若い人達が巨人や西武やソフトバンクのような勝つ歴史をこれから築いて欲しいですね。

3、岡田掛布が現役だった80年代とは気候が全く違う。今はプロ野球選手ですら試合中に熱中症にかかるような時代。

チームの顔だから主力だから全試合出場したりフルイニングで出るべきなんてのは全くの時代遅れ。その日に観戦に来たファンは少し残念に思うかもしれないが、最終的なファンの望みは優勝と日本一なんだからそのためだと思えば納得出来る。それに先日の井坪のように次代の新戦力を見る事だって出来るんだから悪い事ばかりじゃない。

4、藤川監督が監督就任後最初にやったことの一つが選手の故障履歴調査。いつ、どこで、どこを、どのように故障したのか。それをトレーニングメニューや練習、起用、采配に活用している。新人への最初の訓示でも頑張るなという趣旨のことを言っている。選手ができる限り万全のコンディションであるよう最初から徹底している。チーム戦略であり外野があれこれ言うことじゃない。