12月1日から従来の健康保険証が無効となり、マイナ保険証や資格確認書の使用が求められる。しかし、資格情報の無効や表示エラーなどのトラブルが多発し、全国9580医療機関の7割で発生している。資格情報の登録・更新の遅れが主因で、その場で10割負担となる場合もあり、暫定措置は2026年3月まで続くが、問題解決の見通しは立たない。

現状、「マイナ保険証」に関するトラブルは深刻です。リアルタイムでの情報更新が前提とされていた制度が機能不全に陥っています。特に「資格情報が無効」になる問題は、引っ越しや転職などで情報更新の滞りが原因で、医療現場に混乱を招いているのが現状です。また、自治体による手入力による誤りや統一されたルールの欠如が問題を悪化させています。解決策としては、まずオンライン資格情報の更新手続きを迅速化し、自治体ごとの業務効率化が必要です。次に、情報の入力ミスを減らすための統一ルールの設定と、自治体の入力作業の自動化を進めるべきです。さらに、現在進行中の暫定措置だけでなく、資格確認書の自動交付を全員に行うことで、混乱を減少させることも考慮すべきです。結局のところ、患者や医療従事者の不便を早急に解消することが、制度の信用を維持するための最善策と言えるでしょう。

ネットからのコメント

1、現役受付です。報道されてないだけで、通信障害で全国的に数時間マイナの機械が使えなかったこともありますよ？マイナが使えない→受付作業に時間がかかる→患者さんも怒り出す→前回来た日にそういうトラブルがありましたと報告すると今までの保険証で良かったじゃんって言われるこんなにシステム弱いの困ります。マイナができてから患者さんに怒られることが増えました…私たち悪くないのに…

2、転居先や国保に切り替わった時点で移行すれば空白期間は生じないのに。システム作成時の仕様が甘いんじゃないの。実際、空白時間はあるがそれは自治体側が調整すればいいことで利用者がつけを払う必要がないようにシステムを組んでよって話。全然デジタル化できていない。

3、診察を受けているクリニックでマイナカ保険証を始めて使いました。顔認証で問題なく利用出来ました。ただ状況について話を伺うと新規に初診を受ける医療機関ではまだ既往歴や投薬などの医療情報が調べ難いとの事。医療機関は資格確認書（紙）を併用して確認するケースが多い。

医療情報（薬剤情報・健診情報）は、マイナ保険証で同意すれば見れますが、反映まで最大1か月半かかるため、現状把握するリアルタイム性が弱いとの事でした。

4、そもそも、マイナカードに内蔵のICチップの容量に問題があるのに、容量以上の情報が必要な健康保険機能を無理やり付けた事が、トラブル続出の原因では無いかと見ているが、このような欠陥カードを、国民に半強制に作らせて知らん顔している政府の姿勢が1番の問題なのではないか。