2025年12月13日に東京・日本テレビで開催された「女芸人 No.1 決定戦 THE W 2025」の決勝戦で、コンビ・ニッチェが優勝し、賞金1000万円を獲得しました。決勝は、エルフや紺野ぶるまといった他のコンビとの接戦となり、最多3票を集めたニッチェが勝利しました。審査員の霜降り明星の粗品は、「日テレが集めた客の勘が悪すぎる」や「賞金1000万円にしては低レベルな大会」といった辛口評価を行い、その発言が話題を集めました。

ニッチェの江上はその辛口評価に恐怖を覚えたものの、「粗品くんの言ってくれることも的を射ている」と評価しました。近藤は粗品のYouTubeを視聴しており、大会への注目を集めたことに感謝しています。

粗品の辛口評価は、賛否が分かれる内容でしたが、競技の公正さや質の向上に繋がる意見として世間に捉えられたことが興味深いです。彼の鋭いコメントは、「賞レース」という名の下で行われるイベントの一部が、観客に対する配慮や審査の質に欠けている可能性を浮き彫りにしました。この大会は、審査員や参加者にとって向上のチャンスです。実行可能な解決策として、審査基準の透明性の向上、観客の教育的なプログラムの実施、または審査員による具体的なフィードバックの充実などが挙げられます。これらの改善策は、芸術的なイベントが単なる名声や賞金獲得の場を超えて、参加者や観客にとって意味のある経験となるために不可欠です。

全ての人が公平に楽しめる場を目指す改革が、真の価値をもたらします。

ネットからのコメント

1、粗品さんとエルフ荒川さんの発言が問題になってるけど、粗品さんのコメントは的確だったし、あれはあれで面白かった。荒川さんの「出ていってください」発言は、あの場の返しとしては正解で、ちゃんと面白かった。粗品さんも受けの演技をして、コントとして成立していた。Xのコメントを見てると、みんな真剣になりすぎて怖い。粗品さんは本音だっただろうし、荒川さんも悔しかったとは思うが、番組内では二人ともちゃんと芸人として笑いに落とし込んでいた。ヘンに真剣になっている視聴者は、恋愛リアリティーショーとかを完全なドキュメンタリーと勘違いしてるような人たちなのかな？

2、ぶち壊しに来たのかと恐る恐る見てたらあんな、どんだけ真剣に細かく見て論評してるんだろうと、ほんと真面目に分析して、ダメなところ、どうしたら良くなるか、厳しく誠実なコメントで、リスクしょってこの生ぬるい大会を、続けるんだったら女性であろうが視聴者に見せれるものにしようやという意気込みで参加したんだなと感じた。

愛ある駄目出しだったと思う。彼の思いに応えようと受け止められた芸人の今後に期待。

3、松ちゃんや上沼さんがヘコませたニューヨークやマジカルラブリーも、それがあったからこそ売れたと思う。辛辣な事を言われる事が悪いことばかりではない。必ず成長に繋がると思うし、Wは点数でなく投票方式だったから、まだマシよ。粗品の良さは出ない審査方式だとは思うけど。

4、まぁテレビ界ではタブー的な部分ありそうだから、次からは呼ばれないとは個人的に思いつつも、よくぞ言ってくれた！的なコメントもあって勝手に評価しています。みんなまわりドン引き状態だったし、こちらは他人事に面白かったけど、出演者からするとやりづらいんだろうなぁと…テレビって結局忖度ある世界だと思ってるから、辛口ってのは万人受けしないね…とも思いつつ、個人的には辛口ながらもコメントに割と賛同もあったから楽しめましたって感想です。でも怖かった人たちもいると思うと、現実的に生放送では難しいのかなぁ。