大阪・関西万博で鳥取県が無料配布した観光地と公式キャラクター「ミャクミャク」のコラボカードが、フリーマーケットアプリ「メルカリ」に転売されていることが判明しました。鳥取県は、観光PRを目的に2万4000枚製作し、出品が続いている状況に残念さを示しています。カードは10種類で、最大1500円で取引されています。県ゾーンでは他にも転売禁止の「とっとり魅力名探偵認定証」が出品されていますが、転売規制のない「砂ンプラリー」の記念品も取引されている状況です。
このニュースは、配布物の転売が倫理的に問題であるだけでなく、制度の欠陥が見え隠れしています。転売禁止の表示があるにも関わらず、転売が続いている現状は、規約の効果が不十分だという異常感を抱かせます。これは、選定と再配布を管理する体制の弱さがあるのかもしれません。まず、識別方法を導入し、転売を一層防ぐためのシステム構築が必要です。次に、購買者への厳しい規約確認と教育を行い、違反者にはペナルティを課すべきです。また、監視体制を強化し、オンラインプラットフォームと連携して違法転売を即座に取り締まれる体制を整える必要があります。このような具体的な対策がなければ、文化資本を守る努力が無駄になってしまいます。鳥取の魅力を伝えたいという善意の取り組みが一部の不届き者によって損なわれている現状は、価値観の対比として痛感されます。
より毅然とした対応が求められる時です。
ネットからのコメント
1、配布物に「転売禁止」って書いたところで転売した際の罰則も当然ないし、大した抑止力にはなっていない。高額の利ざやで転売される商品でもないし、これぐらいの転売は地域のPRに貢献している感すらある。本気で転売禁止にしようと思うなら、個人間取引をさせているプラットフォーマーに規制させるしかない。もしくはサプライヤー側がSwitch2くらい本気で取り組むか。それでもいくつかは転売されているけど。世の中に買ったものに自分で値段を付けて売れる場所がある以上、完全に転売が無くなることなんてあり得ない。
2、鳥取県の観光PRカードの転売問題については、例えば、「記名式」にすること。受け取った人の名前を書き込んでもらえば、それは自分だけの思い出カードになり、他人にとっては価値が下がる。たとえば「○○さんの鳥取旅スタートカード」とすれば、観光の思い出にもなり、転売意欲も減るだろう。さらに、記名カードは現地体験の証として、無記名カードは希望者に郵送などで追加配布するなど役割を分ければ、「思い出」と「拡散」の両方を満たせる。
こうすればカードが単なるコレクターアイテムではなく、「その場に参加したからこそ意味がある特典」になる。
3、今や無料配布のものが転売の餌食になっていますね。元手が手に入れる労力のみだからリスクが少なく、小さな利益でも数を重ねるとそれなりの金額になります。not for saleと書かれているものなどは本来販売禁止なのですが、守らなくても罰せられないから出品し放題です。メルカリなんかはCMでも「あんなもの」や「こんなもの」でも『売れます』と大々的に宣伝しているのだから、こうした現状を作ってしまった責任は少なからず有りますね。
4、メリカリ側にも、問題あるんじゃないですか??もっと転売ヤー対策に対して、厳しい条件など、つけて、出品させないと。罰則しちゃえばいいけど、大事な記念の万博のものを高額で売られたりしたら、イヤな気持ちになりますねぇ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b59b0724958cfae3b440008b19e8433e9728ba43,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]