事件概要:2025年7月30日、鈴木馨祐法相は日本記者クラブで会見し、外国人との秩序ある共生社会の実現に向けて、国民の理解と支持を丁寧に得る必要があると述べた。彼は、欧州諸国での難民・移民政策が社会的混乱を引き起こしている例を挙げ、日本の外国人受け入れ政策においても国民の安全や公平感を守ることが重要だと強調。また、外国人の割合が今後増加し、2030年ごろには10%を超える可能性があると述べ、外国人材の受け入れが必要であることを訴えた。
一方で、外国人の長期滞在が地域で摩擦を引き起こしていることも指摘し、「不法滞在者ゼロプラン」の実施を通じて、30年末までに退去強制対象者を半減させる目標を掲げた。全国知事会は法相に多文化共生社会実現に向けた提言を提出した。
コメント:鈴木法相の発言は、現在の外国人受け入れに関する議論を一層複雑にする可能性があります。欧州の事例を持ち出し、日本でも移民政策が引き起こす社会的不安に警鐘を鳴らす一方で、人口減少問題への対策として外国人材の受け入れが急務であるという点は理解できます。しかし、移民政策を進めるにあたって最も重要なのは、その受け入れ体制をどれだけ効果的に、また国民の不安を軽減する形で整備できるかです。鈴木法相が指摘したように、不法滞在者の強制退去や就労ビザの見直しなどの取り組みが進められていますが、これが実際に社会での摩擦を減らすための一歩になるのか、今後の動きに注目すべきです。
また、移民を受け入れる側の社会的準備も重要です。共生社会に向けた施策や法整備が遅れれば、摩擦はますます拡大し、社会全体の不安が増大しかねません。
ネットからのコメント
1、政治家の人はよく丁寧な説明を、と言っているがそもそも説明を聞いた事がない。メディアが悪いのか、議員が悪いのか、私が聞いてないだけなのか。パブリックコメントを出しただけで説明責任を果たしたと思っているなら困ったものです。国会中継を見ても質問と答えが噛み合ってないし。分かりやすい政治を目指して欲しい。
2、難民申請5回もしてる不法難民を見てみぬふりしてたのに、他国の現状を知ったうえでまだ受け入れようとする。法をねじ曲げる者、保証人には賠償請求できる罰則を作ってからにして下さい。難民ではない事実を隠蔽するような圧力を許してはいけないのでは?
3、理解って、それじゃ不十分すぎる。今日本にいる人もこれからくる人も、安心して過ごせるように、くる人たちにはきちんとした勉強をしてもらわないと、ケアが必要なのに扱いが悪かったり、ひどいことしてても放置ではいけない。
観光立国もそのために始めたんだろうけど、犠牲になるようなやり方はやめて、ルールとマナーを教えて、きちんと困らないように面倒みないとダメだよ。
4、日本人と同じように納税したり、地元コミュニティや消防団等に参加してるなら問題ないけど、出身国同士で集まって日本人に溶け込もうとしなかったり、インフラただ乗りは許せない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4bf0e124eaab87d5fec1164e4cb15635207d3da6,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]