事件概要:2025年7月の参議院選挙において、作家で反貧困活動家の雨宮処凛氏は、ロストジェネレーション世代への支援が選挙の争点となることを期待していたが、「日本人ファースト」や外国人問題が主要議題となったことに失望を表明した。自民党や他の政党が外国人問題を強調し、ロスジェネ対策は軽視された。ロストジェネ世代は既に50代を迎え、非正規雇用者が多く、将来の社会保障に不安を抱えている。
この選挙がロスジェネ支援の最後のチャンスだと感じていた雨宮氏は、今後の社会保障制度に対する懸念を示した。
コメント:今回の参院選挙での大きな争点が外国人問題に偏ったことは、現代日本が抱える深刻な社会問題を無視する結果となりました。特に、長年放置されてきたロストジェネレーション世代の問題が浮き彫りになりました。この世代は、バブル崩壊後の厳しい就職活動の中で正規雇用の道を失い、多くが非正規で働いてきました。50歳を過ぎた今、正社員として働ける可能性は極めて低く、将来の年金制度や社会保障に不安を感じています。重要なのは、これらの人々が生きやすい社会を作ることです。
解決策として、まず、ロスジェネ世代に対する再就職支援プログラムを拡充すべきです。次に、非正規労働者にも正当な社会保障を提供するための政策を立案するべきです。
そして、社会保障制度改革を進め、負担にならないような仕組みを作る必要があります。高齢化社会の問題を乗り越えるためには、どの世代にも平等な機会を提供する社会を築くことが不可欠です。
選挙戦で最も重要な問題は、国民の実際の生活に直結する課題です。外国人問題も大切ではありますが、それだけに注力することは日本社会をさらに分断させ、根本的な問題解決には繋がりません。社会保障制度の改善こそ、急務です。
ネットからのコメント
1、氷河期(1978年生)で苦労してきたが、正直いって、出してくるロスジェネ対策が「引きこもりの社会復帰」とか「リスキリング」みたいな、しょうもないものばかり。普通に働いている人でも若い頃に資産形成できなかったり、年金の未払期間がある人が多いのに、そんなので老後が安泰なほどの賃金が得られるとは思えない。
2、同世代ですがまずは日本人が日本人の為の政治をしないとロスジェネ以前だと日本が富み発展、充実した政治をして貰えれば自然に我々世代もゆとりある老後を送れるはずです氷河期救済のワンイシューで風穴を空けるにもこれまでの姿勢を正すべきタイミングだったのでは外国人補助金や外国人雇用が減り国内求人が生まれれば氷河期救済にもなりますし
3、おっしゃること、非常によく理解できます。しかし、国家財政という大きな括りのなかで見たら、税金を納めていないのに公共サービスや医療サービスにただ乗りしてきた不法な外国人への適切な対応が進めば、ロスジェネも含めての日本国民たちへまわせるお金も増えるのではないか。そう期待しています。
4、若いころならともかく現在は氷河期でも男性の9割は正社員だから選挙の争点に大してならない。非正規が多いのは女性(昔は結婚後は専業主婦だった。未婚が増えてフルタイム勤務が増えた。ただし正社員だと残業があるため非正規を自ら望んでいるケースも多い)と男性の定年退職後の再雇用数が多いため。男性非正規雇用者(総務省『労働力調査 2023年(令和5年)平均結果』)年齢:総数(万人) 同世代比(%)25~29歳:46万人 14%30~34歳:36万人 10.9%35~39歳:31万人 8.4%40~44歳:28万人 7%45~49歳:30万人 6.3%50~54歳:32万人 6.7%55~59歳:34万人 8.
4%氷河期って55歳以上じゃないよ。その下だよ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/452c60da90c1b966151e5263ee6a59723bbf1c4f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]