2023年10月23日、鈴木憲和農相は記者会見で、秋田県が2023年産の県産米の生産方針を巡り農林水産省から「増産しないよう圧力を受けた」とされる件について説明した。当時の担当者は圧力の認識を否定し、新型コロナ禍での供給過多が背景にあると述べた。鈴木氏は、意見交換が圧力と受け止められたなら不本意とし、再発防止を指示するも他県での調査は実施予定なし。

減反政策廃止後は需給見通しを基に「需要に応じた生産」が推進されるが、秋田県の地元紙は減反廃止が名ばかりと報道し、事実関係確認中とされる。

現状、秋田県のコメ増産を抑制するよう農林水産省が圧力をかけたとされる問題は、その背後にある農業政策の不透明さを浮き彫りにしています。この問題は、供給過多という現状を受けた適切な対応が欠如していることを示しています。まず、透明性のある情報公開が必要です。次に、全国的な在庫量の実態に基づく明確な指針を自治体に提供し、生産者と政策担当者間の信頼を築くことが求められます。最後に、需給調整の際には地域特性を考慮した柔軟なアプローチを導入すべきです。このような解決策によって、農業政策の信頼回復と公平な生産環境が実現されるでしょう。政策変更の名ばかりの解釈ではなく、実効性のある変革を期待したいものです。

ネットからのコメント

1、圧力をかけた認識がないっていうのが既に役人の感覚がマヒしてるんだろうね圧力ってかけたほうに認識がなくて何の気なしに発言したとしてもかけられたほうは圧力と受け止めるんだよそれが相手が役人となると猶更だと思う役人は何かしら権限を持ってるからそれを気にして忖度せざるを得ないだからこそ役人など権限を持っている立場の人間は自身の立ち振る舞いには十分に気を付けないといけないんだと思う

2、こういうことはハラスメントと同じで、言われた方がどう感じたかどうかです。いくら農水省側が「圧力の認識ない」と主張しても、受け取り側が圧力と感じれば圧力ですよ。それにしても、この農協癒着大臣は何が何でも減産させて意地でもコメ価格を高止まりさせたいらしい。高市首相は、早くこの人を更迭して下さい。さもないと、国民の不満が政権批判に向かい、ご自身の政権もあやうくなるよ？

3、普通、こういう事例が出たら水平展開して、同じような問題は発生していないか？とか、再発防止をどうするか？とか、そういう指示を出すものだと思いますが、全然問題と思っていないことがわかりますね。

この方、大臣としての資質はいかがなものかと。お米券大好き、利権ずぶずぶ、問題発生しても当事者ヒアリングのみ、価格にコミットしないと言いながらも米生産を法律で縛る、もう無茶苦茶ですよ。

4、この問題は秋田県に限らず多くの都道府県で農林水産省から圧を受けていたことが考えられる。他の都道府県には調査はしないと言っているからほぼ圧をかけたのは間違いない。当時官僚だった鈴木農相は、どのようにコメの生産を進めるのかという観点で都道府県と意見交換をしていたと言っているが、交付金の話を出して圧をかけた可能性が極めて高い。