中国外務省によると、10月8日に行われたドイツとの外相会談で、王毅外相が日本の指導者が台湾問題を利用して中国を武力で威嚇していると発言しました。この主張に対して、日本側の具体的な反応や対策は報じられていません。王毅外相は、中国が日本の姿勢を受け入れられないと表明しました。この発言は日中関係における緊張の要因の一つとして取り上げられており、両国の外交的対話や台湾問題に対するアプローチが注目されています。

この事件は、日本と中国の外交関係における敏感な問題を浮き彫りにしています。中国側の主張は、台湾問題を通じて国際関係を武力で左右しようとする日本の姿勢に対する強い警告です。この背景には、アジアの安全保障上の緊張や台湾の地位をめぐる国際的な力関係の複雑さが存在します。この問題に対する解決策として考えられるのは、まず両国が対話を通じて冷静かつ建設的に意見を交換すること、そして国際社会との協調を通じて地域の安定を維持するための具体的な措置を講じることです。また、日本側が軍事的アプローチに頼るのではなく、外交的な手段を強化し、地域の信頼を築く努力をすることが求められます。冷静な対話と協力を基に問題を解決することで、地域の平和と安定を保つ重要性を強調することができます。

ネットからのコメント

1、王毅外相が「日本の現職指導者は台湾問題を利用して中国を武力で威嚇しようとしている。全く受け入れられない」とまで言っている以上、本来は日本も同じくらいの強さで「中国による危険な軍事行動は断じて受け入れられない」と国際社会に向けてはっきり発信すべきだと思います。

ただ、口先だけを中国並みに強くしても意味はありません。スパイ防止法や安全保障内容の整備、南西諸島防衛や同盟国との共同訓練、警戒監視の拡充、中国軍の危険行動データの公開など、実効性のある抑止措置を粛々と進めることこそ重要だと思います。高市総理の支持率が高いのは事実ですが、「台湾有事は存立危機事態になり得る」とまで国会で答弁した以上、その言葉に見合う覚悟と具体策を示せるかどうかがこれから問われます。今回のレーダー照射やホットライン問題を含む一連の事案は、高市総理の覚悟が本物かどうかを中国にも国民にも試されている局面だと感じます。

2、こうやって口実を積み重ね、台湾より先に、先ずは沖縄宮古島あたりから軍事侵攻してくるかもしれません。予防戦争を名目に。人民解放軍ですから、日本の支配から沖縄の人々を開放の為に特別軍事作戦を決行したと。アメリカには反撃させないように核で恫喝すれば日米安保も機能しないかもしれません。その確率は低いかもしれませんが、日本は警戒するべきです。

3、火の無い所に煙は立たないなんて平和な時に議論しても全然意味がない。

実際には火の無い所にも煙をつくりそれを口実に軍事行動を起こすのがやり方。事実なんて要らないんだよ実際。そう言い通してやってから口実をすり替えるんだから。だから話のわからない相手が近隣にに居る場合は常にそれを回避出来る軍事力を保持する必要がある。

4、もう中国に良識ある外交、良識ある国際社会に於ける行動規範等を求めても意味がない。レーダー照射に関し日本側から不測の事態を回避する為、ホットラインで連絡を取ろうとしたが、中国は出なかった…無視したと言う事。中国側には最初から、自衛隊機か飛来する事も計算済みで、飛来したらとにかく自軍戦闘機の火器管制レーダーで威嚇、それに対し日本が抗議してくるのも織り込み済み。で、自軍の正当性と日本の再軍国主義へ逆戻り的危険性を国際社会へアピールする、と言う一連の意図があった。日本はこれ以上この下らないストーリーに付き合う事はない。事実に基づいた情報をハッキリと国際社会へ発信、今般の中国の軍事行動について情報共有する。中国側には事実なぞないから、そのうちロジックは破綻する。

あとは力技しかなくなり、それを出した時、国際社会は中国の本性を知る事になり、東南アジアをはじめ国際社会は中国不要に舵を切れる。