広島の広陵高校は、過去の暴力事案のため大会途中に出場辞退した。16日に同校HPで声明を発表し、学校関係者に対する名誉毀損について法的措置を講じる意向を示した。硬式野球部に関連する暴力行為に対して、さらに調査を行い新たな指導体制の検討を表明。また、誹謗中傷や事実無根の投稿がSNSで拡散され、生徒や学校の名誉に深刻な影響を及ぼしていると指摘。
人権や教育環境への悪影響を懸念し、法的対応をすると述べた。なお、文春オンライン記事に関連するA氏の訴えについても具体的な回答を公表した。
この状況は、社会問題として非常に懸念される。まず、学校での暴力行為が一度暴露されたこと自体、教育機関の基本的な機能が果たされていない証拠であり異常だ。このような問題は、学校の監督制度や生徒間でのコミュニケーションの欠如が本質的な原因となっている。解決策としては、第一に生徒同士の関係性を良好にするカウンセリング制度の強化。第二に指導体制の専門家による第三者評価を定期的に実施。第三に、暴力行為発生時に即座に適切な対応ができるよう職員全体へのトレーニングを徹底すべきである。教育は、未来に対する投資であり、このような事件は決してあってはならないことだ。信頼できる教育環境の提供こそが最も重要で、過去の過ちを繰り返さないことが求められる。
ネットからのコメント
1、部内で起きたリンチ事件に関しては断固として法的措置を取らないという並々ならぬ決意を表した広陵が、学校関係者への名誉棄損には「法的措置を含めた対処」をするという矛盾やはり、「学校関係者」が巻き込まれたことが大きいのかな?生徒ごときはどうでもいいが、教員に矛先が向くのだけは絶対に許せないということか
2、法的措置を示唆して時間の経過による風化を待つような姿勢には、断固として与しません。事実と証拠に基づき、適正手続による真相解明と責任追及を継続します。将来を担う子どもたちの安全と尊厳を守るためにも、暴力や性暴力が看過される社会を絶対に容認してはいけません。
3、名誉毀損に法的措置をとるのは結構だが、あまたの暴力事件についてきちんと法の裁きを受けるよう措置してはどうか。大学への推薦を握られてる中で部内調査しても何も出てこないだろ。外部調査も犯人探しされて同じ。暴力事件も警察や司法のもとで解決すべき
4、今回の広陵による集団暴行事件とその隠蔽を、SNSの是非の問題にすり替えてはいけないと思う。
結局広陵は、どうすれば被害者生徒を守れたのか、今後どのように再発を防止するのかの解決策を全く提示していない。集団暴行が事実だったとすれば、それを明らかにして社会問題化したのは被害者生徒からの告発とSNSでの拡散であることは間違いない。広陵の校長監督と高野連は揉み消そうとしただけ。もしあとで問題化したとしても、少なくとも加害者生徒も主力メンバーに含む広陵は甲子園を満喫し、被害者生徒は彼らの活躍を耳にする度に苦しみ続けただろう。今何よりも優先するべきなのは、事実の早期確定と被害者生徒への配慮、そしてもう二度と繰り返さない為の広陵と高野連を始めとする高校野球関係者の意識改革だと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1286b3bcacbfb4e1771a1381de96580e194286a8,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]