高山市北穂高岳の滝谷付近で、東京都練馬区在住の40代男性会社員が16日午後1時頃、クライミング中に滑落し行方不明となっています。男性は仲間3人と共に来ていたとされ、その状況を伝える仲間から北穂高岳山荘の支配人へ、さらに県警山岳警備隊に通報がありました。県警のヘリコプターが捜索を試みましたが、悪天候に阻まれ現場に接近できず、午後5時30分の時点で発見には至っていません。
警察は天候の回復を待ち捜索再開を計画しています。
この状況は、突然の滑落事故がもたらす苦しみや不安を物語っています。自然の中での無力感、自責の念、そして仲間を失う恐れが、心に深い影響を与えるでしょう。しかし、このような逆境に直面した際は、自らを責めないよう心がけることが大切です。山岳遭難の事例は誰にでも起こり得ることです。私自身も自然の中で困難を経験したことがあり、その度に学びと友人の支えを深く感じました。不安な気持ちが続く中、関係者や専門家が状況を改善するために力を尽くしています。希望を忘れずに、待つことも大切なステップです。仲間や家族の存在を支えにしてください。
ネットからのコメント
1、私自身48年前の8月17日に北穂滝谷B沢で壁の崩落により転落、一緒に登っていたパートナーを亡くしました。
北穂小屋の皆様、近くにおられた登山者の皆様に救助され、多大なるご支援を頂戴しましたが、命を取り留めることは出来ませんでした。事故の原因は我々のルート選択のミスによる過失であり、未熟さ故の結末でした。滝谷の登攀面は崩れやすく穂高周辺の岩場の中でも特に注意が必要な場所です。悪天候との事ですが一刻も早い遭難者発見となりますよう祈っております。
2、クライミングは、こういうことがあると非常に後々の状況が厳しいと思う。どんな安全対策をしていたって、予想外へのイレギュラーな出来事は起こるし、その通りに全てが進む事は無い。特に自然相手の事は余計にそうなる。滑落は本当に危険だし、状況はかなり厳しいと思う。そして救助がさらに難航することが多い。クライマーをする位なので、こういう事はある部分はやむを得ないでしょう。無事でいらっしゃることを祈ります。また救助される方に二次被害がないことをお祈りします。
3、暑い中でかい落石あってもおかしくない場所の人まで救助しないといけないから大変な仕事ですね。救助する側が無事である事が1番大事。
無理せず可能なら回収でいいかと。
4、今日は鹿島槍に行ってました。八峰キレットは朝から霧が濃くて岩場が濡れていたため滑りました。北アルプスは全般的に天気はそんなによくなかったのでクライミングは危険度が高かったかもしれません。助かってくれることを祈ってます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c174792803f9e3adc85e42ca6b1192bcaed355a5,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]