事件概要:保育所や幼稚園での虐待行為が社会問題化している中、令和7年(2025年)から改正児童福祉法に基づき、虐待の通報が義務化されることが決まった。国は通報義務やガイドラインの改訂、研修の実施などの制度整備を進めている。しかし、保育現場では、伝統的な言葉かけや接し方が不適切保育に当たるのではないかとの懸念が広がり、「苦手な食べ物もひと口だけ食べてみよう」といった指導の是非が議論となっている。行為の強度や頻度、子どもの状況などの総合的判断の重要性が指摘される一方、現場の疲弊や人手不足が問題を深刻化させている。

コメント:保育現場における虐待や不適切保育の問題は、制度改正が進む中でも、現場の構造的な課題が放置されている点が見過ごせません。「苦手なものをひと口だけ食べてみよう」という指導は一見無害に見えるものの、頻度や子どもの心理状態によっては深刻な影響を与える可能性を秘めています。
本質的な問題は、保育士が疲弊し、十分に子どもと向き合えない環境が原因です。多忙さや人員不足が感情的対応を誘発し、不適切な実践を生む土壌となっているのです。解決には、まず保育士の労働環境改善が必要です。具体策として、行政の補助金拡充による人員増強、書類作業の削減、心身のケアを目的とした研修の充実が挙げられます。また、虐待の通報義務化にとどまらず、保育園内での定期的な振り返り会を制度化することで、現場の空気をより透明に保つべきです。この課題を放置すれば、子どもの人格を育むべき場所が精神的負荷を生む環境へと変質しかねません。子どもの成長を損なわないためにも、保育士の熱意と社会が適切にかみ合う仕組みの整備が急務です。
ネットからのコメント
1、我が子はものすごい偏食で、肉、魚、野菜のほとんどが食べてくれなくて…。親の私が「一口だけでも食べてみよう」といくら言っても、絶対に口を開けません。でも幼稚園の先生が同じ事を言うと食べられた!という事も何度もありました。それをキッカケに食べられる物が増えた事もたくさんです。
親だと甘えてしまうのか、先生方の特別な能力なのかわかりませんが…。本当に先生方には頭が上がりません。いつもありがとうございます!
2、漠然とした主体性保育の推進・不適切保育のせいで現場が混乱しています。先生たちはそういう指摘を受けたくないから、結果的に怒らなくなる。そうすると自分勝手な子どもが増えていく。年長の担任が「早く小学校行ってくれないかな」と言っていたのが印象的です。でも、小学校に行っても子どもの中身は変わらないから、先生が大変になるだけなんですよね。主体性は小学校からで十分。幼児は基本的な生活習慣、集団生活でのルールを身に着けた方がいいと思う。
3、悪さをした子どもを叱ることもできない時代。保護者が叱る声の大きさや言葉じりを心理的虐待だと訴えてきたら太刀打ちできない場合もあるし、何よりも対応が面倒である。保育、教育現場は子どもたちがますます好き勝手をするようになり崩壊してきました。そうやって育った子どもが大人になる。
4、1度食べたことのあるものを嫌いだからこれ食べないというのはありだと思うんですが、保育園の時期ってそうじゃないじゃないですか?その食べ物はどんな味がするかわからないけれども、嫌だというのがほとんどでしょう。
苦手なものでも1度食べてみようというよりは。苦手か苦手じゃないかがはっきりわかってない段階で。子供が嫌がるから食べさせないというのが新指針の大問題なところだと思います
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/075996a2870de3d23dd1afdaa5502e5f6324b767,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]