ひろゆき氏こと西村博之氏が8日、自身のSNSでマイナンバーカードを持たない人々に対して持論を展開した。彼は、政府が推奨する紙のお米券をデジタル化し、マイナンバーに紐付けることでコストを削減できると主張。この提案には、マイナンバーカード未取得者が置き去りにされるという意見も寄せられ、彼は「現実社会では、頭の悪い人・努力をしない人が損をする」とコメントし賛否両論を巻き起こしている。
デジタル化の提案はあるものの、国民の全員がカードを持っているわけではない現状が問題視された。

ひろゆき氏のコメントは、一見合理的な提案に聞こえるが、制度に対する鋭い批判が必要である。まず、マイナンバーカード取得が義務化されていない現状に対して、未取得者を単に「努力をしない人」と片付けるのは問題だ。制度の欠陥として、国民全員への適応が進んでいないことが背景にある。さらに、この制度の推進によって多くの人が不利益を被る可能性がある。改善策として、まずはマイナンバーカードの取得を支援する施策を充実させることが求められる。また、カードの有無にかかわらず公平にデジタル化の恩恵を受けられる仕組みを構築することが必要だ。結論として、個々の能力に依存する政策は、社会全体の公平性を欠く結果を招く。このような視点から、社会的価値観の再検討が不可欠だ。
ネットからのコメント
1、マイナンバーカードの取得は任意としている時点で取得状況の差で差別的取り扱いはできない事になります。義務であるなら懲罰的取り扱いは可能と思いますが、現状ではそれは許されません。ひろゆき氏の批判の先は間違っており、義務化して無償でマイナンバーカードを導入しなかった政府を対象とすべきでしょう。取得しない意思を示した方を攻撃するのは間違っています。
2、役所に申請しないと貰えないお金ってありますよね?知らない人は損してるってやつ。得したいなら学んで実行しなきゃという話だと思うんですが、それはその通りだと思います。ただ制度や手続き自体がよく分からない高齢者には手取り足取り教えてあげる、手伝ってあげる優しさがあってもいいのにと思います。親が高齢になった今、役所(国)もあまりに人任せすぎるのもどうかと思うこの頃です。
3、マイナカードを持つことが物凄くメリットを感じれば持つしメリットよりも更新や不具合等のデメリットを感じる人はマイナカードを持たないでしょう賢い賢くないではなくメリットを感じているかデメリットを感じているかだけだと思うマイナカードを持つことが賢いという意見自体があまり賢くない
4、マイナンバーに関して未だに「情報が紐付けされるからカードを作らないんだ」という声があることに驚きます。マイナンバー自体は約10年前に全国民に付与されており、情報の連携もされています。カードを作らないこととは全く別な話です。カードを作らない人がいることについての瑕疵はこの施策を考えた人々にあると思います。マイナンバーを導入する際に、批判を安易に避けようと「国民の皆さんにもメリットがあるんですよ!任意ですがカードを作ればいいことがありますよ!」という言い訳をしましたが、このせいで全国民がカードを持っていない状況になってしまいました。カードが作られてから長い間メリットをほとんど示せなかった上に、保険証や免許を一体化して今更になって持たないことのデメリットを後出しで設定する…。住基カードの失敗に何も学んでいない。優秀な人材が官僚として集まっているはずなのに…と残念に思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9b5197acd7826ef751d2b4135b2ec9e338826289,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]