政府が物価高対策としておこめ券を配布することを推奨している理由について、玉川徹氏は鈴木憲和農相の狙いを推察しました。玉川氏は、JAや全米販が手数料を得るため、この構造が利益をもたらすと指摘。さらに、「米券の配布で米価が下がらない」という見通しにより、小規模農家を守る政策として働いていると説明しました。小規模農家は農家全体の約80%を占めているが、米の生産量は25%。
大規模農家へ誘導するべきだが、米価が安くなると兼業農家が農業を辞めてしまい、大規模に移行する土地が出てこないという問題を指摘しました。最後に、鈴木農相の方針転換が金融機関としてのJAを守ることにつながっていると玉川氏は分析しました。

鈴木憲和農相の「おこめ券」の推奨は、一見して小規模農家を守るための方策に見えますが、その裏にはJAや全米販が得る利益が隠されているようです。農業政策の中で重要なのは、生産者に対して公平なサポートを提供すること。しかし、「おこめ券」の構造は利益が特定団体に偏る可能性を孕んでおり、これは市場の健全な競争を阻害する暖床となるのではないかと危惧されます。まず、農業の現場と消費者を巻き込んだ透明性のある議論を設けることが急務です。この場を借りて、農業者への直接的な補助金や設備導入支援、消費者へのより広範囲な支援策への転換も提案したい。
さらに、農業政策が特定団体の政権擁護に過ぎないのであれば、政策はただの烏合の衆となるでしょう。社会の底で響く、農家の声を反映した施策を達成するには、真剣な改革が不可欠です。この問題を放置するのは農業の未来を軽んじることに他ならない。
ネットからのコメント
1、全てみているというよりは国民を見下している印象を受ける。中抜きは明白だが適当な言い訳でスルーしておいてとりあえず金券配っとけば愚民は少し喜ぶだろ的な感じ。良くも悪くも典型的な農水族で米価を何とか高値維持して卸の利権も維持したい意図も見える。確かにそのあたりの意図は一昔前なら分かりにくいかったのかもしれないが今は丸見えの時代だからそこを読み違える程度なのかなと思う。
2、高くても新米が売れていればおこめ券なんてなかったんじゃないのかな? 新米なら高くても買うだろうと思っていたところ山積みになるほど売れなくて JAが大臣か農水族に泣きついたんでしょ 政府は国民の事を思っているフリできるしJA救済もできるし JAは農家さんの信頼失いたくないだろうし 一石二鳥だと思ったんじゃない? あきらかに国民のための政策ではないよ
3、鈴木大臣、最初はお米券を!と仰っていたのに最近では、批判を受けてか、自治体の判断に任せるもので、お米券に限らないと発言が変化しています。500円券で、440円分のお米購入可。国民が納得しないですよね。生産者を守ると言う選択は、鈴木大臣にはないんだと思いました。
4、>鈴木大臣。東京で生まれて、開成高校出て、東大法学部入って、農水省入って。ものすごい頭のいい人が、何となく安易におこめ券だとは僕は思えない。日本の学校が育てているのは地頭の良さではないです。受験戦争に勝つテクニックを持っていた人が「高学歴」として社会で過大に評価され、重要なポジションに居座って適当に仕事をこなすのです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6679887a07833803a3102ad68cdf221df13bf17c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]