中国とロシアの軍用機による日本周辺での演習活動が増加し、航空自衛隊の負担が著しくなっている。2025年12月9日、中国とロシアの爆撃機が東シナ海から四国沖にかけて共同飛行を行い、対領空侵犯措置として日本の戦闘機がスクランブル発進した。小泉進次郎防衛相は、これが相手国のインフラや国土を破壊する「戦略演習」と警鐘を鳴らす。また、年度のスクランブル発進回数が704回に及び、その9割が中国とロシアに対するもので、経済的負担も増加している。

これらの行動は国際法には違反していないが、日本に対する圧力と考えられている。

この問題は、日本の国防体制に対する重大な脅威であり、迅速かつ効果的な対応が求められます。まず、航空自衛隊の人員や装備を拡充し、スクランブル発進回数の増加に対応できる体制を整備する必要があります。次に、国際的な協調を強化し、中国とロシアに対する共同の圧力をかけることで、こうした挑発行為を抑制することが求められます。また、防衛予算の使途を見直し、経済的負担を軽減するためのコスト効果の高い施策を導入することが不可欠です。このような対応を怠ると、日本の国防はさらなる圧力にさらされ、恒常的な緊張状態が続くことになるでしょう。国際社会と連携し、安全保障の強化を図ることが不可欠なのです。

ネットからのコメント

1、そうは言うけど中国の負担もなかなかだと思うけどね。

バブル崩壊以上の経済状況と言われる中で日本の他に15カ国以上の領土領海問題を抱えているんだよ。自衛隊の経済的負担を軽くしつつ防衛力強化を図るならば行き着く所は「核保有」以外に無いんだろうね。ここで「外交で話し合えば解決出来る！」なんて言える人は年がら年中頭の中にお花が咲いている人だと思うよ。

2、スクランブル発進記事中大臣のコメントにもスクランブルさせたとの内容があるけれども、過去10年、圧倒的にC国対応のスクランブルが多い。年間回数から考えると1日1回以上の頻度。機材は勿論いつでも発進できる状態に暖気しておかなくてはいけないし、隊員もすぐに出動できるように待機しておかなくてはいけない。でも、これは1時間600万円とか、その費用のことは度外視しないと、日本国民に何かあったら取り返しがつかない。負担が多いのは航空自衛隊員だけでなく、海上自衛隊も、海上保安庁も同じ事。日本の防衛のための任務には頭が下がる。ありがとうございます。

3、戦争をするつもりはないが攻撃される事を諦めさせるぐらいの実力は必要を感じます。

日本を守るために任務に就いていただいている隊員の方へ感謝すると共に、日本国民として待遇や戦闘継続力を持たせたいと考えました。爆撃機で日本国土を焦土にさせる演習をされて何も考えない日本人は、平和ボケだとと思います。私たち子どもたちのためにも、日本をしっかり守ってもらいたいです。

4、自衛隊の隊員の人たちは、日々本当に大変な訓練に臨まれています。うちは家族に陸自の隊員がいるけど、体力錬成はもとより、野営訓練、特殊訓練、総合演習など、身体的にも精神的にも本当にきつい訓練にあたっている。これまで80年、国防のために自衛隊が実際に戦闘行為をしたことはないが、今まさにその危機が訪れようとしているのではないでしょうか。政府には、そんな事態に陥らないようできる限りの対策をとってほしいし、それに備えて訓練を頑張っている隊員の人たちの生活環境も、もっと改善されるよう望みます。