2023年10月12日、南シナ海のサビナ礁付近で操業していたフィリピン漁船2隻が、中国海警局の船から放水攻撃を受けて損壊し、乗組員3人が軽傷を負った。フィリピン沿岸警備隊はこれを「深刻な人権侵害」と非難している。中国とフィリピン間では領有権をめぐる緊張が続いており、この事件はその一環として発生した。10月16日、在日米国大使館は公式Xで米国務省の報道声明を引用し、中国の行動を非難するとともに、フィリピンの同盟国を支持する意向を表明。
また、過去の類似事例であるロープの切断も中国側の挑発行為とされている。この投稿には、中国を「無法国家」とする批判的なコメントが多数寄せられている。

この事件は、中国による挑発的で危険な行動の典型例と言える。フィリピン漁民への攻撃は、個人の生計だけでなく、より大きな地域の安定を脅かす深刻な問題だ。この問題の背景には、中国の領海拡張政策と、それを支える国際法の不徹底が存在している。まず第一に、国際社会は中国のこのような行動に対抗する統一戦線を形成し、実効性のある制裁措置を講じることが求められる。さらに、フィリピンを支援するための経済的および軍事的援助の強化が必要である。最後に、国際海洋法問題を解決するための国際司法制度の見直しが必要だ。中国の現行政策は、法の支配と国際協調の価値観を一切理解せず、横暴な国家主義に基づいている。
この状況に対抗するため、法の力と団結の力を強く訴えることが重要である。
ネットからのコメント
1、漁民に放水し、ロープを切断する行為は「領有権主張」ではなく、明確な実力行使です。生計を立てている民間人を危険にさらす行為が常態化していること自体が問題で、これはもはや地域の安全保障リスクでしょう。米国が同盟国支持を明確にするのは当然で、日本にとっても他人事ではありません。こうした行動を黙認すれば、同じ手法が別の海域で繰り返されるだけです。感情論ではなく、国際ルールに基づき、毅然と線を引く必要があります。
2、中共が以前のままの集団指導体制であったら、ここまで強硬的な領土拡大意欲をむき出しにしていただろうか。ロシアにしてもそうだ。ソビエト時代のトロイカ体制だったら、いきなりウクライナへの侵攻などしなかったのかもしれない。最近、思うのは共産主義より独裁者による支配のほうが恐ろしい。今後の世界は民主主義VS独裁国家になるのかもしれない。
3、こうして他国からは批難され、味方してくれるのは正義感をすでに放棄しているいつもの取り巻き国のみ。
ひたすら「日本が悪い」などと繰り返す様は世界でもいいかげんに飽きただろう。今の中国に期待するとすれば中国国民自身がどう目覚め、どう行動に移せるかにかかっている。革命とは国民が成し遂げなければ意味がないのだから。
4、本当にその通りなんですけど日本のスパイ議員達やその取り巻きは中国の悪行には目も向けず全て高市政権が悪いって方針なんですよねそんなにわかりやすくていいのかと逆に心配になります
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/aebd4ef89ba26ade6df56d41b3acc39ce321a5cc,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]