農林水産省は16日、「博多天ぷらたかお」の運営会社に対して再発防止の勧告を行いました。この背景には、全国21店舗で掲示された「福岡県産米」を使用するという店内ポスターに、事実と異なる内容が含まれていたことがあります。実際にはコメ不足のため、茨城県や熊本県などの米をブレンドし、3月3日から6月23日の間に41万9364食、約84トンを提供していました。
弘商は、福岡県産米にこだわりを持っていたが、コメ卸からの情報に基づき誤解が生じたと説明。現在、表示は「国産米使用」に修正されています。

店内ポスターの表示が実際と異なる内容であったことは、消費者の信頼を損ねる行為であり、批判されるべきです。トレーサビリティーの欠如は、消費者の知る権利を侵害し、企業の透明性に対する信任を低下させます。食材の表示に関しては、企業努力と誠実さが不可欠であり、完璧な情報伝達が求められます。今後の改善として、まず第一に、コメの産地に関する表示基準の明確化と従業員教育が必要です。第二に、ポスターや広告に関してチェック体制の強化が求められます。第三に、消費者に対する誠実な報告が欠かせません。信頼を築くのは容易ではありませんが、一度失った信頼を取り戻すには透明性と正確さが不可欠です。
この事件は、消費者の権利と企業の責任を改めて考える良い契機となりました。
ネットからのコメント
1、これが勧告で済むのが分からない。こればメイン食材ではないから、福岡県産じゃなければ食べなかったのにという人は少ないだろうが、魚貝類や肉など国産だから、あるいは◯◯産と思ってその金額を出したのに、だったら買わなかった、食べなかったという人は多いだろう。いわば詐欺により不当に利益を得ているのに勧告で済むならやった者勝ちではないか?被害者に弁済は無理でも、偽装してた期間を遡って利益ではなく売り上げを没収するなど大損するような罰則を制定して欲しい。
2、お客には分かりやしないからまあいいか、というノリだったのかもしれないけど、こういう所から評判が落ちていくので、甘く見ない方ががいいと思います。ただでさえ、だるまやひらおの二番煎じのポジションなのだから尚更です。
3、別記事より>米トレーサビリティ法は、複数の産地のコメを使用している場合には、量の多い順に産地を表示するよう事業者に求めています。つまりこの場合は「福岡県、茨城県、熊本県、……産米使用のブレンド米」みたいな表示をしないといけなくて割合がいくらだろうと「福岡県産米使用」だけで切ってはいけなかったということですねしかし助言したとされるこのコメ卸も同様でグレー(ブラック)なことやってるんじゃないですかねぇ
4、この記事で合点がいった。たかおは頻繁に行ってましたが、夏前に行ったとき明らかにお米が違いました。連れと顔を見合わせて、同時に、ん!?となりました。その後同じ店に行ったらまたしてもご飯が変。思わずここ福岡県産米だったよね?と店内のポスターを探しました。炊き方失敗したのかな?と思ってたけど2回連続美味しくなかったのでもうリストから消えました。あれ以来一度も行ってません。これって結局バレなきゃいいと客を欺いてるってことですよね。正直に今はブレンド米を使用してますと言えば済む話なのに、こうやって後からバレて、信用ガタ落ち。定食屋の白ご飯に重点を置いてる人たちにとってはこれは致命傷。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/52f2019c0b2fb5f15b57e4326784207f2d779070,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]