2025年6月20日、日本テレビの福田博之社長は緊急記者会見を開催し、元TOKIOの国分太一がコンプライアンス上の問題行為を複数行ったため、長年出演してきた『ザ！鉄腕！DASH!!』からの降板を発表しました。これを受け、国分はすべての活動を休止し、TOKIOは解散しました。しかし日テレは具体的な違反内容を開示せず、国分の謝罪の機会を奪いました。

国分は人権救済申立書を提出し、公の場で事情を説明しようとしています。問題の背景には、以前のフジテレビの対処失敗が影響しているとの声があり、各テレビ局は人権を最優先に経営判断を行っている現状ですが、国分の状況改善に向けたコミュニケーションの不足が指摘されています。

国分太一に対する日本テレビの対応は、多くの疑問を呼んでいます。テレビ局はコンプライアンス違反を理由に彼を降板させましたが、その具体的な内容を公にせずに進めたことは、透明性の欠如を示しています。国分が行った問題行為の詳細を明かさないまま、彼の活動を停止させたことは、当事者の人権を軽視した行為と捉えられる可能性があります。これは制度の欠陥を示すものであり、まず、テレビ局側から関係者への情報を適切に共有し、問題解決に向けて透明性を追求することが求められます。

さらに、倫理委員会の設置など、中立的な場での調査および調整を行うべきです。そして、個人の意思を尊重し、誠意ある対話を通じて双方が納得できる解決策を見出すことが重要です。現状では、テレビ業界の長年の慣習による隠蔽や情報の不開示が問題の根源にあり、早急に改善が必要です。

ネットからのコメント

1、国分さんを呼び出した口実は「新しいプロデューサーにご挨拶を」でしたよね？一人で行ったら複数の弁護士を含む複数人に取り囲まれて「コンプラ違反があっただろう」と迫り、降板を告げた。録音は消させた。騙し討ちだったように感じます。その国分さんが「処分が納得いかない」と会見するのに、日テレさんの許可が必要だったでしょうか？国分さんは全ての仕事を降りて、TOKIOは解散しスタート社との提携もやめました。これだけの罰則に見合う「罪」がなんだったのかわからないままです。日テレがすべきことはもっと違うことなんじゃないでしょうか。

2、騙し討ちまでして早々に処分といった背景には何かあるんじゃないかと勘ぐってしまいます。国分さんだけの問題ではないのかもしれません、同調していた社員がいるなど何か隠してる問題があるんじゃないか…明らかに掘り起こされたくない事由があると思う…当人含めTOKIOに何も説明がないのはおかしすぎるし、ちゃんと説明してあげてほしいね

3、国分さんを擁護するわけではないですが、日テレの対応はあまりに一方的だと感じます。現状では国分さんは世間に対して何をどの程度説明できるかも謝罪のしかたすらも不明な状態だと思います。身内の不祥事はなあなあで済ましてきたのに他者だけ厳しい日テレの対応には不信感があります。

4、ダブルスタンダード。テレビ局の人権ファーストと言えば聞こえはいいが、放送で流れる内容に関しては真逆。有名人の自宅を許可無く流し、報道では他人を平然と実名報道する。己の局内騒動だけプライバシー保護を楯に何も語らないのは余りにも公平性を欠く。きちんと自社報道が取材をした上で、被害者保護にも気を遣い正しい情報をニュースで流すべきでは。