【事件概要】
2025年8月4日(月)、日本各地で猛烈な暑さが続き、最高気温が40℃近くに達する地域が多数発生した。午前5時の時点で福岡・大阪ではすでに30℃近く、東京都心でも28.1℃を記録。鳥取、豊岡、前橋では39℃、京都や福井、山形では38℃に達し、全国約250か所で猛暑日になる予想となっている。36の都府県には熱中症警戒アラートが発令され、都市部では朝の通勤時からすでに過酷な気温にさらされている。
猛暑は今週中頃まで続く見通し。
【コメント】
これは「異常な暑さ」ではなく、「制度と対応の怠慢」が招いた人災だ。年々激しさを増す猛暑に対し、行政の対応は極めて鈍く、都市インフラも労働環境も更新されていない。朝5時で30℃に迫る気温の中、通勤や通学が当たり前に続く社会が、どれだけ非人道的か。冷房設備の整わない職場や学校、高齢者の生活環境を見直さずに、ただ「熱中症に注意」と警告を繰り返すだけでは命は守れない。
本質的な問題は、猛暑が「異常」ではなく「常態」になった現実に対する行政・産業界の鈍感さと制度の遅れだ。
そこで必要なのは、①猛暑日には在宅勤務や登校の柔軟な選択を可能にする法整備、②公共交通機関や駅での冷房強化、③建物断熱義務の法制化と高温環境下での労働規制の導入だ。
「自然の脅威」に責任を転嫁するのはもう終わりにしよう。人の命が失われる前に、「猛暑慣れ」ではなく「猛暑対応」に本気で向き合うべきときだ。
ネットからのコメント
1、毎日暑い日がつづきますが、気温にメリハリがないのも堪えます。以前だったら朝方とか日が沈んだあとは、幾らかでも暑さが和らいだものですが、今では朝の早いうちからもうすでに暑いし、日が落ちてからも気温が下がらず、一日を通して暑いです。
昔はそんな些細なことにも風情を感じたりしたものですが、今はただただ暑いだけで、以前だったら気温の下がった時に幾らかでも疲れが癒やされたものが、今ではそういった機会さえも奪われ、毎日の暑さの中で、疲労が蓄積する一方の悪循環に陥っているように思います。
2、今日だけでなく1週間くらい全国的にすごく暑い予想が出ている今年の7月は今までで一番暑くて、20年前と比べて全国平均で3℃以上も高くて、8月もとても高い気温が予想されるとTVのニュースで言っていた首都圏住まいだけれど、子供の時はクーラーどころか扇風機も必要なくて最高気温が30℃くらいで、夏休みでも外で遊んでいた将来どこまで地球温暖化が進むのかと思うね
3、日中は外で呼吸するだけで、熱気で息苦しく感じるくらい暑かった。今日も今見たら最高気温38度。ほんと勘弁して〜ってなる暑さ。さっきTVで熱でガラス割れが発生してると言ってたので、簾は無いので南向きの部屋は雨戸シャッター下ろして窓ガラスを高熱から守ろうと思います。自分が過ごす部屋だけはエアコンつけてるから、大丈夫だし。
4、昔は最高気温32度で暑いと言われており、自宅のクーラーは日中使うくらいで朝晩はあまり使わなくても、扇風機で過ごせた。今は、最高気温32度なら涼しい方だと感じる。最高気温が40度近くまで行くのが当たり前になってきている。エアコンが壊れたら、命の危険をともなう。扇風機はエアコンの補助的役割になった。天然サウナの中で過ごしている状態。早く猛暑が落ち着いて欲しい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b3ac19c6afe5a1915c8e9e3c8f1d32e90d93f5a3,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]