立憲民主党は参院選で伸び悩み、次の国政選挙に向けた反省と戦略の見直しを迫られている。特にSNS戦略の遅れや新鮮さに欠ける印象が、党の魅力低下を招いた。獲得議席は22議席で、改選前と変わらず、比例代表の得票は国民民主党や参政党に次ぐ3番手。党内では、外国人政策への発信の弱さやSNS戦略の停滞が問題視され、執行部に対する不満が高まっている。
また、野田佳彦代表は「責任政党」路線を掲げたが、若手からは響かないとの意見が出ており、再生策の明確な答えは見えていない。
立憲民主党の現状は、深刻な危機感を抱かせるものである。SNS戦略に後れを取るだけでなく、民意に応えられない硬直化した姿勢が目立つ。特に、新興政党の台頭とその戦略に対し、迅速な対応ができていない点は制度や体制の欠陥を象徴している。党内の不満も高まり、現執行部に対する不信感が強い。今後、立憲民主党が立ち直るためには、以下のような具体的な解決策が必要だ。
SNS戦略の刷新を急務とし、若年層や多様な支持層に訴えるコンテンツを提供する。外国人政策や経済問題などの重要争点で明確で一貫した立場を示す。「責任政党」としての姿勢を捨て、新鮮さと柔軟性を持った党運営を行う。立憲民主党が求められているのは、過去の栄光に縛られることなく、新しい時代に即した柔軟かつ革新的な立ち位置を作り出すことだ。
ネットからのコメント
1、それだけではない。立憲民主党の幹部はそろって消費税増税の必要性を説いていた過去がある。外国人に参政権を与えるべきだという主張をする議員もいた。国民の経済的疲弊にも外国人の違法や迷惑行為にも対策に後ろ向きだというイメージはぬぐえない。自公政権の批判をしていれば票が取れる時代は終わった。SNSによって多様な情報が入る時代だ。「体制」を議論するだけでは国民に寄り添う政党とは思えない。参議院選挙で躍進した政党のように、一人一人の国民、一軒一軒の家庭に寄り添った主張をしなければ票は勝ち取れない。一般のしがらみのない人たちの票が多くなれば、組織票で維持してきた政党は衰退していくだろう。
2、今の立民は民意を捉えられない一種の高齢党となってしまった。例えば党首の野田氏、人としての信頼に値するのかも知れないけど政策は昔のままで今の社会情勢などの理解が薄すぎる。目指している方向性も自民党とあまり変わらない様に思える。バッグが財界か労働組合かの違いとか一般国民にはどうでもよくて国民の生活に寄り添う感覚が見えません。
生活が苦しい今の時代に増税派の野田氏が党首であり、創業者も同じくでは国民は期待しないですよ。いかに生活を立て直すのか、手取りを増やせる政策を打ち出すのかがとても重要です。人口が減っていく社会をどの様に変えたいのか、魔法の政策が無いことは国民だって理解している。だからこそ国も地方も今まで通りでは無く事業の選別を行い予算も減らさなければならない。どちらにしろ立民は大きく変わらなければ自民党と共に没落していくだろう。
3、むしろ立憲民主党は実態に比べれば今回、多過ぎる票を得られたと言ってもよいでしょう。立憲民主党、野田代表の実態は、野田代表が総理時代に消費税を上げた通り、ともすれば自民党以上の増税・緊縮財政路線です。つまり自民党に反対する人が投票するべき党では、本来ないのです。それなのに、野党だからと反自民票が流れているのは不思議な程と言ってよく、仮に自民党から野田代表の立憲民主党に政権が移ったとしても、何も良くなる見込みは無いと言ってよいのですから。
4、国民民主や参政が議席を伸ばしたのは、SNS戦略もあったでしょうが、まずは自民から離れた保守層の受け皿になれたことが大きいです。
与党が議席を減らしたなら野党第一党が伸ばすはず、という論は与党からどの層が離れていったかの分析がまず第一でしょう。保守層が離れたのですから、立憲が自民より保守よりになればいい。日本人を大事にする、という当たり前の姿勢をみせていれば、立憲も議席を増やせていましたよ。現実的にいうなら、頭を下げてでも国民民主と手を組むことです。つまり、掲げる政策を可能な限り国民民主に近づけることです。それで党内をまとめられれば、ワンチャン立憲と国民民主で政権交代もありえるでしょうが・・・おそらく実現はしないでしょう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f24c18fbcdc1f719c706930628c406aba6e594de,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]