2023年7月の参院選で、参政党は「日本人ファースト」を掲げ、保守層の支持を得て14議席を獲得しました。この結果を受けて、同選挙区で6選目を目指した自民党の武見敬三前厚労相は落選し、政界引退を表明。武見氏はTV番組で、参政党の躍進は「自民党の崩壊の結果に過ぎず、将来のビジョンで合意を得たものではない」との見解を示しました。
参政党の今後については「一過性のものかもしれない」としつつ、賢明なリーダーシップで仲間を増やせば成功の可能性もあるとしました。
武見敬三前厚労相の指摘は、参政党の躍進が制度の欠陥や社会的問題に起因しているという問題の本質を突いています。まず、現状として自民党の支持基盤が揺るぎ、選挙戦略の甘さが露見した点が異常です。党内の閉塞感が背景にあり、革新が求められる構造的な欠陥があると言えるでしょう。この問題を解決するためには、まず自民党が国民の多様な声を政策に反映するための柔軟な戦略を採用すべきでしょう。次に、若者層や無党派層へのアプローチを強化し、新しい支持層を築くことが求められます。また、透明性のある党運営と、ポリシーの明確化によって信頼を回復する必要があります。これらの改善策を講じることで、自民党は再び国民の信頼を獲得し、政治への健全な関心を誘発することが可能です。
健全な政治とは、多様な価値観を尊重しつつも、国民全体の利益を追求するものであるべきです。この機会に、真に国民のための政治に向けて議論を進めるべきでしょう。
ネットからのコメント
1、ただの負け惜しみにしか聞こえません。選挙に落選したこと自体は本人の責任であり、受け止め方も自由ですが、それを周囲に対して言い訳めいた形で発信するのは見苦しいと思います。落選を理由に他者や環境に責任を押し付けるのは、かえって自分の評価を下げることになるだけです。潔く現実を受け止めて次につなげる姿を見せてほしいと感じます。
2、たしかに自民から離れた大量の保守層の、受け皿となって躍進した一面は大きいでしょう。もし昨秋の総裁選で石破政権ではなく高市政権ができていたら、ここまで参政党が躍進することは多分なかったと思いますよ。でもそれだけ有権者の少なくない層の、期待の受け皿となったのは事実です。真価が問われるのはこれからだというのは同意しますが、現在の自民に失望した層がそちらに流れたのですから、一過性となるかどうかは自民がどれだけ旧自民支持層の信頼を取り戻せるかどうかにかかっているでしょうね。
また仮に参政党が一過性で終わったとしても、自民に保守層が戻ってくるとも限りませんよ。地道に日本人のための政治をコツコツしていくしか道はないでしょう。
3、参政党の躍進は時代の流れです。ヨーロッパを見ても移民問題を訴える政党が躍進してます。自民公明政権や立憲民主党が移民を拡大する限り参政党の支持は増えていきます。また政策面で参政党以外の政党にいろいろ問題があるのも参政党には有利でしょう。自民立憲は移民拡大推進だし、現役世代の味方をアピールする国民民主の玉木代表も国民年金の支払いを65歳まで延長すべきだと言ってますがこれは年金支給が70歳にされることを意味します。現役世代に70歳まで働けと言ってるようなものです。終戦の日に国民民主は靖国に誰も参拝しないし、日本を任せるのは心配です。
4、参政党はダメだとかたまたま票が入ったとか言うが自民党や取り巻き野党があまりにも国民の方でなく中国や韓国よりなので国民に見捨てられ始めたのだと思う。私の周りの年長者も自民党は何を考えてるのかわからない異常だ…かと言って野党の大半は批判ばかりで中身が無いのでダメだと言ってる方多いですね80年経って国民がやっと日本の異常な政治に気づき始めた結果が参政党の躍進。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ada7cb3f26d6b4d2a3e6cf945fb642df2d39d3ee,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]