小泉進次郎農相が国産米の価格高騰に伴う輸入米の増加について議論した。政府は最低輸入量として年約77万トンのコメを無関税で輸入しているが、今年はその枠を超えて昨年の120倍もの量が輸入されている。このため、民間企業が高関税を支払いながらも輸入米を選ぶ状況が続いている。小泉氏は備蓄米の放出を決定したが、この措置に対し「農家の敵」との批判もある。
彼は国産米が高すぎるため、外国米の市場占有を避ける必要性を強調し、理解を求めている。
政府が農家の利益を損なうとの批判にさらされる一方、実際の問題は国産米の価格高騰と市場競争力の低下だ。これは国内の農業政策の欠陥を浮き彫りにしており、政府が備蓄米を放出して価格を抑えようとする対応は、根本的な解決にはならない。まず、国産米の生産効率とコストを改善し、競争力を強化することが必要だ。次に、農家への価格保証や補助金制度を見直し、安定した収入を確保する施策が求められる。そして、消費者への透明な情報提供と教育を通じ、国産米の価値を再認識させることが重要だ。私たちは、海外からの安価な米に市場を奪われるという状況を許せば、日本の農業の未来は危うい。これらの問題に迅速に取り組まなければ、国産米はただの高価な“選択肢”に過ぎなくなってしまう。
ネットからのコメント
1、備蓄米放出したってJAの概算金はすでに支払われていて農家の所得は確保されてます。個人で米を売っている生産者も高値で米が売れているので農家が困っているわけではなくて農家の敵ではなく国民の敵が他に存在するという事になります。備蓄米放出だって今年に限った話しなので価格を調整するの為に放出したところで何の問題もありません。今は高すぎる米価を生産者と消費者が納得出来る値段まで下げる方が先決だと思います。
2、新潟の米農家ですが、今の価格が適正かはさて置いて60kg25000円で機械の更新が出来ると喜んでいた方がいましたが、農舎を見れば更新しなければいけない方たちばかり。農家は少し頭の弱い方が多いので、余力があればやれ新築だやれ新車だって方が多いけど、今年の価格で貯蓄して農舎を更新出来る農家さんが今後生き残ると思います。そして、そのような農家さんに補助金を出してあげれる世の中になって欲しいと願う一農家で有ります。
3、安くしたら、海外の米の輸入も滞ると?そうだろうね。国から国へ入る分の薬を使わなくて良いし、安全性でも国産が良いに決まってる。
国の農家の現状を把握したならこそ、市場に出回る米の値段は海外からの輸入米とにらめっこして、作り手側には、持続可能な分の補助をして欲しい。 国産米が安くて、担い手いなくなったら、主食を輸入して、安かろうが上に立てば、農作物の人達みな生活できなくなって、赤字なるなら辞めますよ。ますます物価高くなりますよね。
4、輸入米の関税は1Kg341円です。カリフォルニア米の価格が160円とすると、1Kgあたり500円です。5Kgあたり2500円です。これを精米、袋詰め、小売りすると、いくらになるでしょうか。日本米のJA買取は、60Kg26,000円、5Kgあたり2,200円です。カリフォルニア米って、安いのかなあ?しかも生産量は200万トンですよ。それより日本のコメ集荷後から小売りまでで保管、加工で2倍の価格になる。これを合理化するのはタブーなのだろか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/de6f78f9761f8539c6ee3ea7a165d77d7b70a013,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]