【事件概要】
2025年7月、米国でエプスタイン事件の「性的人身売買顧客リスト」に現職のドナルド・トランプ大統領(79)の名前が含まれているとの疑惑が浮上。大統領は同事件の資料を公開すると約束していたが、7月に政権は一転して非公開を決定。ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、トランプ氏がエプスタインに贈った性的に不適切な手紙の内容を報道。
これにより支持率は第2次政権下で最低の37%に下落、MAGA層の一部でも「トランプ離れ」が進行。政権内部からも「支持層の10%を失う」との警告が出ており、共和党の下院議席も最大40失う恐れがある。
【コメント】
この事件が示すのは、権力の中枢に潜む腐敗の深さである。国家元首自らが少女の人身売買スキャンダルと関係を疑われ、しかもその疑惑を隠すために資料を非公開とする――この事実だけでも、民主主義国家としての信頼は大きく揺らぐ。
問題の核心は、政権が一貫性なく情報を操作し、司法の独立性すら軽視している点にある。さらに、陰謀論を利用して政権を築いた人物が、その陰謀論によって崩れていく様は、まさに皮肉そのものだ。
解決策として、まず顧客リストと捜査資料の全面公開が急務である。次に、関係者による独立調査委員会の設置、第三者監視機構の強化によって、政治と司法の分離を担保する必要がある。加えて、公職者の倫理審査制度を再設計し、透明性のある選定・監視体制を構築すべきだ。
「正義は誰のためにあるのか?」という問いが、今ほど痛烈に突きつけられている時代はない。政治が民意を裏切れば、民衆は必ず背を向ける。それが民主主義の当然の帰結である。
ネットからのコメント
1、アメリカ人の思考は昔から単純で、立場がある人の「嘘」を極端に嫌います。「嘘」とバレたら、現職の大統領すら辞任に追い込まれるのがアメリカです。なので、なんらかの疑惑がかかっても、反証や弁明するときに嘘にならないように細心の注意を払います。寅さんが大統領の座から去った後、間違いなく次の政権で前政権の総括がされるでしょうけど、その中で「嘘」ないし「根拠なし」と断じられるものが多数明らかになるでしょうね。
そのうちならいくつかは、「元大統領やその側近らの訴追」に発展することもまた確実でしょう。
2、トランプのエプステイン問題は、イーロン・マスクが「美しい法案」関連でトランプに激怒した時に、Xでリポストしまくってたな。日本の金持ちも裏でいろんなことやってるからな。芸能人はいろんな話があるし(女側が芸能人と交流できるのを喜ぶからあまり表沙汰にならない)、楽天の三木谷社長だって秘密の部屋に若いウクライナモデルばかり(19歳もいた)を集めて秘密の部屋で飲み会してた話はよく知られているし。結局男は若い女が好きで、金を持つとそっちを求めるようになるってこと。裁かれるか裁かれないかは女側の動き次第。
3、顧客リストに本人の名前がないにしても、交友関係のある有力な支持者など公表しがたい名前が載っているとか? 逆に民主党有力者の名前が載ってなくて公表すると攻撃材料を失う、ということも考えられますね。
4、政治家のスキャンダルであーだこーだと真相を語らずぼやかす場合、まず疑惑は濃厚だ。特に決定的証拠(資料)があるならそれを開示すれば済む事。
それをしないのは後ろめたさがあるからだろう。トランプに清廉潔白を求めるのには無理があるだろう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/564bce0abf5ebc712c70cfdc21b8f683c4046a21,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]