警察庁は20日、7月の参院選における選挙違反の取り締まり状況を発表しました。その結果、今月19日までに摘発された事件は54件、関与した人数は62人で、前回の2022年の同時期と比較して18件、10人増加しています。最も多かった違反は他人になりすましての詐偽投票で、24人が摘発され、前回比で17人増加しました。愛知県では、氏名や住所を伝えれば期日前投票できると誤解する動画を見た男性が、知人になりすまして投票したことで書類送検されています。
選挙ポスターを破るなどの自由妨害の逮捕者は7人でした。一方で、警告件数は824件で、前回から325件減少しています。
このニュースの内容に基づいて、以下にコメントを示します。
選挙における詐偽投票の増加は、現行の投票システムが抱える重大な問題を示しています。他人になりすましての投票が17人増加した背景には、選挙管理の緩さと情報セキュリティの欠如があります。氏名や住所のみで期日前投票を可能にする現行制度では、不正投票のハードルが低く、不正が横行しやすい環境を作り出しています。まず、本人確認の強化を図るため、顔認証技術の導入を検討すべきです。次に、期日前投票時の情報確認プロセスを見直し、証明書の提示を義務付けることが必要です。そして、選挙教育を強化し、法律を周知することで、市民の理解を深めることが求められます。
公正な選挙とは民主主義の基盤であり、その信頼性を確保することが、我々の社会をより良くする道筋です。選挙制度の改革を怠ることで、我々の未来は信頼を失ってしまう危険性を秘めています。
ネットからのコメント
1、マイナカードを使えよ不在者投票に行った際には、投票はがきを持っていき、裏面に住所と名前さえ書けば不在者投票ができる。場所によったら誕生日も聞かれるところもあるが、どちらにせよ簡単になりすましをしようと思えばできるのが問題。だったらマイナカードでも使って本人確認すればいいんじゃないのかと言いたい。一体何のために作ったんだろ。それさえ使うことができればなりすましとか防げるんじゃないのか?
2、選挙は民主主義の根幹なのに、なりすまし投票が増えてるなんて本当に危機的状況。SNSや動画で「裏ワザ」みたいに紹介されて真に受ける人もいるのかもしれないけど、選挙違反はれっきとした犯罪。本人確認の甘さも指摘されてるし、制度そのものの見直しも必要じゃないか?若者の政治離れが言われてる中で、こうした不正が増えればますます信頼を失う。
厳罰化と教育の両方が急務だと思う。
3、なりすましなんて結構あるんでしょうね。例えば、認知症のお年寄りの投票ハガキなどは、違う人が使ったところで、受付で名前を確認されるだけでそのまま投票できたりもするでしょう。まぁ、こんなことがあってはいけないんでしょうが、老人ホームや施設に入ってる人の投票ハガキなんかも、家族の別の人が使ったりもできるだろうし、また施設の方で代理で使おうと思ったら使えなくもないでしょう。こういう事態をできるだけ防ぐには、運転免許証等で、受付で本人確認をすればいいんでしょうけれども、本人確認をする手間と時間と、もし投票所に本人確認書類を忘れて投票ができない場合の対応などを考えると、なかなか現実的ではないと思います。
4、本人確認をするようにすれば良い。もちろん写真付きのもので。詐偽投票も無くなるし、手違いの投票も無くなるし、二重投票も無くなる。受付の負担が増える以外良い事しかない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/bb9ec72275d940563714580e6d2a56f74b141929,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]