8月9日から開始されたマクドナルドの「ハッピーセット」に、人気の「ポケモンカード」2枚を付属するキャンペーンが行われました。3日間限定の予定でしたが、初日から客が殺到し、10日には全国の店舗で配布が終了。一人5セットの購入制限にもかかわらず、転売目的の大量購入等が見られ、結果としてフードの不適切な廃棄が発生しました。例えば、大阪市の店舗外や千葉市の高架下での廃棄物問題がSNS上で批判され、衛生面でも問題が指摘されました。
マクドナルドは8月11日に謝罪し、販売制限や対策強化を約束しましたが、その効果は未知数です。
この事件は複数の問題を浮き彫りにしています。まず、転売目的によるモラルの欠如と、それがもたらす社会的な影響です。食べ物を次々に捨てるという行為は、ただの不道徳な行動ではなく、フードロスとして深刻な社会問題を助長しています。また、企業のイベントや販売戦略においても、人気商品の提供が持つ影響力を過小評価し、結果として現場混乱を招いてしまっています。これに対する具体的な解決策として、第一に商品の付加価値を改めること、第二に購入履歴の管理を厳密にすることで転売を防ぐこと、第三に食事後におまけを渡す仕組みの導入が考えられます。企業の社会的責任が再認識されることを期待し、消費者もまた倫理的行動を課題とすることが求められます。
これらが叶えられれば、食品の無駄廃棄に対する認識を改め、より健全な消費文化を形成していくことが可能でしょう。
ネットからのコメント
1、マクドナルドはまだまだ子どもたちと食品を犠牲にして荒稼ぎしたいのがよくわかりますね。そんな対策で防げると思っているわけが無い。そんなコラボ商品なんてやめたらいい。そしてマクドナルドに協賛してコラボする側もする側。コラボする事で大量のフードロス、悲しむ子どもたちをこれ以上増やす訳だから、今後は考えた方がいい。
2、個人的には店内で食べ終わってから配布にするべきだと思います。転売問題はいたちごっこであり、限定コラボという付加価値があるため価値を下げるには非売品でないようにするしかないが現実的ではないと思います。問題視するのは転売バイヤーが入手しづらくするしかないと思います。入手しづらくなれば入手したい人が増えると思います。入手した人が増えれば転売で購入する人が少なくとも減るため需要も減ると思います。今回の問題は予期できたフードロスであり、過去にもビックリマンチョコでも社会問題になっていました。
転売問題だけを注目していてフード大量廃棄を注目していなかったと思います。フード大量廃棄を防ぐためには店内飲食後に交換しかなかったと思います。限定に限定で希少価値は更に付加されても転売バイヤーからは入手困難となり、欲しい人の入手率は上がり、転売の需要率も少しは下がると思います。
3、文書読む限り、1人5個までの制限があったのに、実際は20個頼めたって事のように受け取れますけど、もしそうだったら何のための個数制限なのか、また別の問題もありそうですね。ちいかわの時にも同じことが起こったのに、ほぼ無策で今回も販売されたのは残念です。転売対策、フードロス対策、色々課題はありますが、今後もこういう販売があるなら、一つ一つ決定打となる対策が必須ですね。
4、まずアプリで子供を登録をします。それも可能なら身分証付きの登録に。購入はモバイルオーダーのみで、購入可能数は登録してある子供の人数のみ。例外的に対面でその場にいる子供の人数のみ購入可など。普通に子供が欲しがるキャラのハッピーセットの際、買えなくて子供が残念がることたまにありました。
ファミレスと同様に販売対象は小学生以下、とか制限して良いと思いますけどね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/be9472693fe28ec00903a5f4dc652bfe728c09e5,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]