日本マクドナルドが行った「ハッピーセット」キャンペーンで、ポケモンカードが大量に欲しい人々による混乱が生じた。8日から開始されたこのキャンペーンでは、商品を転売目的とする大人たちがハッピーセットを多数購入し、未消費食品が放置される事態が発生。マクドナルドは、食品廃棄に関する批判を受け、11日に謝罪した。購入制限のルールを設定していたものの、それを超える買い占め行為が問題となった。
SNS上では長蛇の列や放置された食品の写真が拡散されるなどして、「アンハッピーセット」と揶揄される状況に陥った。
この事態は消費者の倫理観や企業の運用ルールの欠如が見える興味深いケースだ。まず、食品廃棄や大衆が楽しむべきキャンペーンを利用する消費者の行動は確かに批判に値する。この過剰な需要に対する企業の対応システムの不備が問題の根本である。特定商品に対する限られた消費を可視化し、大人買いや転売行為への監視をより強化する施策が急務だ。また、販売制限の適切な運用と、フリマアプリとの連携による不正転売の防止が求められる。ブームの波に飲まれない強靭な消費倫理感と企業が提供するべき価値観の調和が今後の課題として浮き彫りになった。這い上がるためには、より持続可能な消費文化を支える制度改革が不可欠だ。
ネットからのコメント
1、ちいかわで問題になったのにも関わらず、今回のこの状態。 謝罪されても今後の解決策を見るまでは期待が持てません。 もしも次回も同じような問題が起こったら、こういう人がいるから食品廃棄されるし、みんなが買えなくなるんだよと子供にしっかり教えていくしかないですね。ほしかった子供は本当に可哀想だけど、買えないときは誰のせいでこうなったのかをしっかり教えて学び、成長していってほしいです。そして、マクドナルドも今後このまま解決ができないままならば、この騒動を経験した子供達が成長したときのマクドナルドへの印象はあまりよくないことでしょう。
2、今回のポケモン事件でマクドナルドは謝罪文をホームページに掲載していますが、前回のちいかわ事件を考慮すると、謝罪文掲載までが予め決められていた流れなのではないかと疑ってしまいます。前回のちいかわ事件から変わった部分があるかというと、大きいと言える変化はなく「性善説でお客任せ」で通していたと感じています。次回も大きな変化がないとすれば確信犯だと個人的には判断したいと思います。
3、今回の件、マクドナルドが責任をもって対処するというならポケカのハッピーセットをレギュラーメニューにして値崩れするまで増産するしかないと思う。あと今後の対策として最初の2、3日は子供にしか、子連れの親にしか販売できないようにしたり、アプリとの連動を必須にして店舗を変えても購入制限に引っかかるようにするなどした方がいい。現場のコストもシステム面のコストもかかるだろうけど、今まで転売や食品の破棄を、言い方は悪いが見て見ぬふりをしてきた罰だと思ってこれ位はやってほしい。
4、8/15からこのキャンペーンの第2弾が始まるそうだが、この騒動があってもマクドナルドはその予定を変えていない。本気でこの問題を解決する気があれば、中止するか、少なくとも延期して対策を練り直すはずだ。ここから見えてくるのは、売上さえ増えればそれでよく、食品の廃棄や店舗での混乱、転売ヤーの暗躍などどうでもいいという、マクドナルドのホンネである。だから、今後同じような混乱が起きても、こうした中身のないお為ごかしの「謝罪」でお茶を濁そうとするだろう。
もし、マクドナルドにもう少しモラルのある企業になってほしいと思ったら、消費者がマクドナルドを使わないということを態度で示すしかないのではないか。売上増のためにキャンペーンをしたら、売上が減少し企業イメージが悪化したとマクドナルド上層部が認識しない限り、何度でも同じことが起きるだろう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f09aeb981bc95f1b8a79e6a94226fa70ec45b8d9,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]