2023年の2月20日を前に、東京・上野動物園で飼育されている双子のパンダ「シャオシャオ」と「レイレイ」が中国に返還される予定が発表されました。返還は11月26日から31日の間に行われる見通しですが、中国外務省の郭嘉昆報道官は、今後の日本へのパンダの貸与に関して具体的なコメントを避けました。これにより、1972年以来、約50年ぶりに日本からパンダがいなくなる可能性があります。

日本側は引き続きパンダの貸与を求めていく方針ですが、高市総理の国会答弁を受けての日中関係の悪化が影響し、見通しは不透明です。

このニュースに関して、批判が必要と考えます。日本国内で多くの人々に愛され、観光資源としても重要な役割を担っていたパンダの突然の返還は、多くの疑念と憤りを呼び起こします。まず、動物外交としてのパンダ貸与の透明性と公正性に対する疑念があります。このような外交手段が、一国の内部政治に左右されることなく公平に進められるべきです。また、日本政府や動物園の対応が不十分であった可能性がある点も見逃せません。動物の所有権や貸与契約の内容に関する無理解が、交渉を困難にしている可能性も否定できません。今後の解決策として、(1) 日中間での動物外交に関する包括的な協定を締結し、透明性と安定性を確保する、(2) 動物園および自治体が共同で国際交渉を支援するための専門家チームを編成する、(3) 公共の意見を反映した政策を推進し、動物愛護と外交問題のバランスを取ることが求められます。

文化交流の架け橋となるはずのパンダが、政治的駆け引きの道具となる事態は避けるべきであり、日中両国はより建設的な対話を進めるべきです。

ネットからのコメント

1、世論としてみた場合、パンダがいなくとも構わない、という意見が多数派だと思うが気になるのはメディア（特にオールド）まるでパンダがいなくなることがとんでもない悲劇であるかのように報道するナレーションもいかにも「悲しい」トーンでしゃべってるなぜ、中国が不当で筋の通らないことをするならパンダなど不要、という意見を採り上げないのかオールドメディアへの信頼は日に日に落ちていき、自分にとっては今やマイナス値である

2、いいんじゃないか、パンダなど見るほどの価値はないだろう。以前中国の湖州に旅行に行ったとき、寒い路地で放し飼いされていて、暖かい部屋に戻りたくて１日中泣きくるっていたよ、あの薄汚れた姿を今も覚えていて、それほどお金を払ってまで見る価値のある動物とは思えなかったよ、それから比べたら自分の手から餌をとるカワウソとか、肩に乗ってくるワオキツネザルとか触れ合えて可愛いさ半端ないよ。

ほんとに価値のある動物とのふれあいなんて、パンダ見ましたはい終わりなんてもんじゃないでしょ。

3、元々、日本で出産し、育て上げたパンダについても、中国に所有権が留保され、多額のレンタル料を支払うという極めて不利な契約内容でした。そして、中国の政治的な意思によって、契約の更新がなされないという事態。和歌山県白浜町に続いてのパンダ返還です。中国にとって、日中友好とは、「中国の意図するところに従って、日本が行動する」という意味であるということが、改めてよく分かる事案です。

4、和歌山のアドベンチャーワールドの飼育員が努力して頑張って育てた日本生まれのパンダでさえ、中国所有になるんだよ。そんなフツーじゃない動物を何故、飼育したいのかな？パンダは好きだよ。可愛いと思うよ。でも、そこまでして飼育する価値あるかな？50年目の節目なんだし「脱パンダ」でいいんじゃない？他にも可愛い動物は沢山いるよ！