【事件概要】
7月31日、甲子園球場で行われた阪神対広島の試合で、阪神は3-6で敗れ、後半戦初の黒星を喫するとともに、優勝マジックが一夜にして消滅した。藤川監督は、1点差に迫った直後の5回に登板したネルソン投手と、同回から出場した捕手・梅野のバッテリーに対して「勝負しないといけない」と精神面の消極性を厳しく指摘。
特に投手・森への2点適時打を許した場面を問題視した。また、スタメン出場した栄枝に関しても「勝負の気持ちが足りなかった」とし、姿勢の改善を求めた。
【コメント】
優勝争いの渦中にあるプロチームの中で、気持ちの準備ができていない選手がグラウンドに立っていたという事実は、極めて深刻だ。藤川監督の苦言は、単なる試合内容への不満ではなく、勝負の本質に対する警鐘だ。プレッシャーのかかる場面で求められるのは、技術だけでなく覚悟だ。それが欠けた結果、投手に対する甘い1球で試合の流れを失った。
このような事態の背景には、選手育成の意識改革の遅れや、競争意識の希薄さがあるのではないか。今後に向けては、①試合状況に応じたメンタルトレーニングの導入、②起用選手に対する事前の戦術意識の徹底、③ベンチメンバーを含めた「全員で戦う」意識の共有が不可欠だ。
勝負の場で迷いが許されないのは、プロの世界の厳しさだ。その現実に正面から向き合わない限り、チームとしての進化はない。覚悟なき戦いに、未来はない。
ネットからのコメント
1、力の無いベテランは必要無いってことですね。経験含めて梅野は現在坂本のバックアップの第2捕手として必要な存在だが、来年再来年のことを考えると違う捕手を育てたいって思ってるでしょうね。それだけここ数年の梅野は打撃面も含めて下降線をたどってるのは間違いないから。栄枝がしくじってポンってきたチャンスで何もアピールできないのは良くないよね。
2、今日の藤川監督の目標は坂本やリリーフ陣の勝ちパターンを休めることとチーム内の競争だった。選手を休めることはは達成されたが、チーム内競争と言う面で合格点を上げれたのは熊谷だけだったのが寂しい。栄枝は伊原の投球が厳しかったのは仕方がないが、自らの打席の内容で何一つ収穫がなかった。あと数回はチャンスがあるかもしれないが、そこまで藤川監督も甘くはないだろう。
3、今日、榮枝先発マスクというのは多分2番手捕手への昇格試験みたいな意味もあったかと思う。
結局は結果を出せず、さらに交代した梅野もピッチャーの森に2点タイムリーを食らうなど相変わらず不用意なリードで、ますます坂本以外には任せられないという結果になったと思います。坂本も休養日は必要なので、坂本の出ない日のキャッチャーが課題になりますね。来季の補強ポイントにもなるでしょうね。まあ、今日は坂本と勝ちパターンのリリース投手の休養日と前向きにとらえましょう。
4、次がないと思ってやる、というのは非常に重い言葉だね。たぶん梅野を指していると思いますが、榮枝はまたいつかチャンスが与えられるだろうけど、ベテランはその一回で見切られるよ、ということでしょうか。頑張れ梅野、、、意外と崖っぷちやぞ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/405f51c25e7399be21d76d02843315be8ac9426f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]