事件概要：2023年8月9日から11日まで、日本マクドナルドのハッピーセット「ポケモン」で配布されるはずだった「ポケモンカード」キャンペーンに関し、配布初日に予想以上の混雑と混乱が発生。多くの購入希望者が殺到し、早期終了を発表する事態となりました。また、購入者による大量購入や転売目的の行動が問題視され、店頭では食品が放置されたり、廃棄されるケースも見られました。

これを受け、マクドナルドは謝罪し、再発防止策として購入数制限の強化やフリマアプリ運営事業者との協議を進める方針を示しました。SNS上では賛否両論が巻き起こり、対応の遅れや具体的な対策の不足が指摘されています。

コメント：今回の事態は、単なる運営ミスにとどまらず、社会的な問題を引き起こしました。マクドナルドが打ち出したキャンペーンは、特に子どもたちにとって非常に楽しみなイベントであったはずです。しかし、予想以上の人気を過小評価し、転売や混乱を生む結果となったことは、大きな失敗です。この問題の本質は、企業側の対応の遅さや、事前に想定できたリスクを軽視したことにあります。まず、販売制限の強化だけでなく、事前に十分な準備を行い、転売防止策を早期に実施すべきでした。フリマアプリ運営事業者との協力も重要ですが、それだけでは根本的な解決にはなりません。

より厳格な購入制限と、購入目的のチェックを導入することが求められます。また、事前の告知や店舗対応の改善も必要です。これらを実行することで、顧客の信頼を取り戻し、同じ問題が繰り返されることを防ぐべきです。

ネットからのコメント

1、マクドナルドの対策は、抜け道があるものや現場への押し付けばかりに感じる。本気で子供達だけに売りたいなら、年齢制限と何らかの確認書類を求めればいいだけ。現場への負担だって、転売ヤーに荒らされている現状よりはクルーへのストレスは精神的にも身体的にも軽くなると思う。結局、売上減少につながりかねないような抜本的な対策する気は無いのだろう。マクドナルドが売上優先主義を改めない限り、多少の対策をしても転売騒動が無くなることは決して無いと思う。

2、売るだけ売った後に対策しますってねぇこれが初めてならまだ解るけど､もう何回目だよって思うわ日本マクドナルドは子供が入手できずに泣こうが､結果大量のフードロスになろうが関係無く転売ヤーからの大量注文の売り上げが大事なんだろうなこんなあくどい商売してたらそりゃ過去最大利益になる理由だ

3、これは転売ヤーも悪いけど、マクドナルドもそうとう悪質だと思う。そんなにコラボグッズで儲けたいなら、グッズだけネット通販で売ればいい。転売ヤーに混ざって並ばされる客はもちろん、店舗のスタッフも大変、セットの食品はムダに棄てられてる、普通に食事したい客にも迷惑。

4、対策？簡単なことですよ。早期に再販すればいい。買えなかった残念な子供がたくさんいるんです。その子供たちのためにもたくさん製造して再販すればいい。 再販しないことで、希少価値が高まり、転売ヤーの餌食になるんです。今後も人気商品は再販するとわかれば、転売ヤーも手を出さなくなると思います。