ロシアが欧米型の民主主義国家であった過去とは異なり、中国との関係が急速に強化されています。特にプーチン政権下で、反米の利害が一致したことで両国の距離は縮まり、中露関係は史上最良の時期を迎えています。歴史的には中ソ対立があり、領土争いや武力衝突も経験してきましたが、1991年のソ連崩壊後、関係は正常化しました。現在、ロシア国民の71%が中国に好意的であることが調査で示され、人的・経済的交流も盛んに行われています。

しかし、中国から見たロシアは完全には信頼できる存在ではなく、資源への依存や地政学的要素から今後の変化も予測されています。日本としても国境を接する大国同士の関係には注視が必要です。

このニュースは、国家間の複雑な関係と広がる影響について掘り下げる必要があります。ロシアの政治的な自由度が低下し、統制を重視する体制が中国との親密さを強めています。この現状は民主主義の退化と反米連携の問題を浮き彫りにしており、国際的な秩序の再編を促しかねません。まず、メディアや国際社会は、プーチン政権の動向と独裁的統制を厳密に監視し、意識的な社会批判を通じて、国内外の民主主義の価値を再確認すべきです。次に、経済的な結びつきに依存することで、中国への過度な傾斜を避けるための多国籍経済戦略が必要です。特に欧米諸国は、自国の産業や技術を活用し、ロシアとの経済的競争力を強化する道を探るべきです。

最後に、国際的な協力を通じて、中露間の軍事的対抗を抑止する仕組みを構築し、地政学的な緊張を緩和する必要があります。この中露の連携は国家体制の収束を象徴しており、自由と統制、民主主義と独裁の対比が鮮明に示されています。深まる協力関係は国際安全保障のバランスを脅かし、民主主義の価値が問われています。

ネットからのコメント

1、今回中露の戦略爆撃機が、日本海側を飛行して日本を威嚇しました。今の戦力では、爆撃機を撃墜できたとしても中国人民解放軍とまともに戦える戦力はありません。中国人民解放軍が持っているドローンと数万発の対艦、対空ミサイルに対抗するだけの戦力がないのです。台湾沖に護衛艦を派遣するだけの戦力はありません。国民の皆さん、このことを理解して下さい。中国から弾道ミサイルやドローンが飛来して迎撃できますが、飽和攻撃されれば、ミサイル防衛でも刃がたたないんです。核シアラングするなり日本が核戦力を保有しない限り中国人民解放軍と戦えません。

2、ロシア一国でも、中国一国でも軍事的に勝てないのに、二国と対立して、さらに北朝鮮も、となると、アメリカはウクライナを見てると、完全に信用できないのはわかりきってるから、日本は平和憲法を保ちながら、核武装はしておかないと危ないと思う

3、数十年前に仕事でモスクワに少しの期間滞在したが中国に好意的な人は少なかった。中国北部の人がよくロシアに出稼ぎきていて彼らのマナーや行動が気に入らないって言ってたよ。

道端でロシア人に喧嘩腰で「キタエツ？」なんて聞かれたし。今は、もっと悪くなっていると思うが。。。

4、＞ロシアは本来、欧米型の民主主義国家でありまずこの初めの文面で既に「？？？？」なんだが。確かにソ連崩壊後、ロシア連邦は一応民主主義をうたってはいるけど実際は大統領による独裁政治なんだからそりゃ中共とも相性は良いでしょう。(共通の敵が居る場合に限るけど)国民の行き来もそれなりにあるだろうし、ここしばらくは大きな揉め事も起きてないからそれなりに好意的なのはなんら不思議ではないかと。