阪神タイガースは神宮球場で行われたヤクルトスワローズ戦で3-1と延長戦の末に勝利し、優勝マジックを19としました。試合は延長10回、大山悠輔と高寺望夢が連打し、坂本誠志郎の四球で1死満塁の好機を作成。その後、熊谷敬宥が2点タイムリーヒットを放ち勝ち越しました。先発の髙橋遥人は6回を投げ、11奪三振1失点と力投し、リリーフ陣も踏ん張りました。
特に石井大智は8回のピンチを無失点で切り抜け、42試合連続無失点を記録。最終的に守護神・岩崎優が26セーブ目を挙げ、試合を締めくくりました。チームはこれで今シーズン68勝42敗2分となり、貯金を26としました。
この試合は、選手たちの執念が実を結び、見事な逆転勝利を収めた非常にドラマティックなものでした。しかし、勝利までの過程には多くの課題と緊張が存在していたことも事実です。まず、打線の繋がりが影響し、度々満塁のチャンスを活かせない場面が見られました。特に、満塁の好機で併殺打や凡退が続き、試合の流れを掴み切れないまま進行したことはチームとしての課題といえるでしょう。また、守備においてもミスがありましたが、これらについては改善が必要とされます。勝利をものにできたことは喜ばしいものの、今後の試合に向けて打線と守備の更なる強化が求められます。
選手たちの奮闘の背景には、チーム全体としての一体感と粘り強さがあったことを忘れず、この勝利を次のステップに繋げていくことが肝要です。
ネットからのコメント
1、これぞタイガースというような試合展開で勝ち切ってくれた。スワローズも食い下がってきたが、タイガースは粘り強い戦いぶりで勝ち切った。決勝打を放った熊谷選手は絶対に三振しないという執念がバットにのり移ったようなセンター前に抜けるヒットは素晴らしかった。先発した高橋遥人投手も、スワローズ村上選手に一発を浴びたものの、それ以外はスワローズ打線を全く寄せ付けなかった、これからはローテーションの柱の一人としてやってくれそう。
2、チャンスはありながら、なかなか一本が出ず。そのような試合展開の中、熊谷の執念の一打、お見事でした。今の熊谷は何とかしてくれるのではないかと期待できるほどの選手になったかと思っています。遥人ももう少し見たかったけど、あの展開なら仕方なしか。このような展開の中でも石井、桐敷、岩崎としっかり0で抑えてくれる、これもタイガースの強さだと改めて感じさせてくれる試合でもありました。
3、ベンチには満塁男の木浪もいたけど、熊谷をそのまま打席に送った藤川監督。何か感じるものがあったのか、それとも前の試合で熊谷に代打糸原を出した失敗を教訓としたかはわからんが、とにかくその判断が大正解。実に熊谷らしい泥臭いヒット。高寺のスライディングも見事だったよ。ショート、レフトのレギュラー争いを一歩も二歩も抜け出したな。
4、熊谷は本当にすごいね!そしてレギュラークラスのショートは実質上は熊谷、小幡、木浪とハイクラスな布陣。熊谷の場合はピッチャー、キャッチャー以外はほぼこなせるのでショート以外でもOKなわけだし。そう考えても熊谷は器用すぎて固定するのが勿体無いという贅沢な悩みですね。岡田さんの時はスーパーサブに決めつけられていたけど、球児監督に使われ出して覚醒したというか、やっとベールを脱いだという感じです。今年のタイガースの強さの特徴の一つでもあると思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/42f87ec2875ea10184b950fc5933eadf6cd9cae4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]