北欧フィンランドの国会議員らがSNSにアジア人を揶揄する「つり目」写真を投稿し、議論を呼んでいる。15日、アイドルグループ仮面女子の猪狩ともかは自身のX(旧ツイッター)でこれを批判。議員までが人種差別的ポーズを撮影し投稿することは、自身の価値を大きく損なう行為であると指摘した。このような差別的な行動は過去にもスイスなど欧米諸国で何度も問題視されており、時には謝罪や取り下げが行われている。
猪狩はアジアへの蔑視を繰り返す欧米の態度に対して不快感をあらわにし、「同じ人間なのに下に見る行為が気づかれていない」と述べた。

今回のフィンランド国会議員による「つり目」写真投稿は、社会に根強く存在する人種差別の問題を浮き彫りにする一端である。こうした行為は偶発的に見えるかもしれないが、実際には制度的な欠陥を示すものであり、現状のままでは人種間の溝を広げる一因となる。まず必要なのは、教育制度での人種・文化理解の強化だ。特に公的立場にある者には、人種差別についての深い理解と倫理観が求められる。次に、差別的行為に対する厳しい法的措置の導入も不可欠である。また、国際的な文化交流の促進を通じて、多様な文化に対する理解と尊重を深める取り組みも効果的だ。こうした手段を積極的に採用しない限り、人種差別の問題は決して解決されることはない。
人々の価値観が時代に逆行し続ける限り、社会は進歩を止め、偏見に苛まれることになるだろう。飲み込まれてはいけない。強い未来を切り開こう。
ネットからのコメント
1、日本人って個人差はあれど、大体北欧にうっすら好感を持ってると思うんだけど、今回の件で、好感からどうでも良い国に変わった人も少なくないんじゃないかな。差別されることよりも、アフリカ系への差別は声高に批判を唱えるのに、アジア系への差別はそもそもないものとされる。ここがアンバランス過ぎて嫌になるんだよね。
2、私もほんの20年前の米国留学中に大学のキャンパスで、すれ違う度に金髪長身のいかにもアメリカンビューティーみたいな女生徒につり目ポーズをされましたし、何だかんだで大なり小なりの絶賛人種差別実行中でしたから気にもなりませんでしたが、学友と歩いてたら件の彼女のつり目ポーズを学友が怒り出し、「僕の友人に謝罪しろ!」と彼女を問い質して泣かせてしまったのには驚きました。人種の垣根を越えた人間もいますもんね。
3、でも、欧米諸国ではアジア人なんて差別されてるのが当たり前。
それをあからさまに出すか出さないかの違い。中には差別しない人も居るだろうけど少数派ですね。
4、まあ基本的に白人種は欧米を問わずにアジア人に対して差別的だと思いますよ。だって確か故エリザベス女王の夫君エディンバラ公フィリップ殿下が吊り目ポーズして顰蹙を買ってましたなんて事がありましたからね。エリザベス女王陛下は第二次対戦後の対日関係修復に動いてくださったのに旦那がコレかよって思いましたから。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/492de248361ddc06a4828e1915466ce668a16169,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]